サイエンス腕にタッチスクリーンを投影する、新たなスマートウォッチがさらに進化これまでも皮膚に直接スクリーンを投影させるスマートウォッチが紹介されてきたが、現在さらに進化したものが開発されている。 投影されたタッチスクリーンで操作 そのスマートウォッチの名前は「LumiWatch」。これはアメリカのカーネギーメロン大学などの研究者らが開発し、時計の部分に極小プロジェク...
サイエンス皮膚に直接電子回路を描く3Dプリンター、将来は軍事や医療に転用も可能か人間の皮膚にウェアラブルセンサーや太陽電池用の電子回路を、直接取り付けられる3Dプリンターが開発され、注目を集めている。 プリンターは軽くて低価格 これを開発したのはアメリカにあるミネソタ大学の研究者たち。 彼らは電気を通す銀の粉を含ませたインクを使い、世界で初めて直接人間の手...
サイエンス酸素がなく生命もいない…巨大な「死の海域」がアラビア海で拡大:英大学水中の酸素が極端に少なく、海洋生物が生きられない巨大な海域が、中東に存在することが明らかにされた。 スコットランドほどの広さの「死の海域」 この「死の海域」の存在は潜水ロボットにより、これまで調査できなかった海域のデータを集めることで判明したという。 そのロボットの名前は「Se...
サイエンスNASAが計画する月を回る新たな宇宙ステーション、来年から開発に着手NASAが、月の周囲を回る宇宙ステーションの建設を計画しているのをご存知だろうか。 そして今回、この計画の新たなタイムラインが発表され、注目されている。 2019年に推進装置の開発に着手 この宇宙ステーションは「Lunar Orbital Platform-Gateway(月軌...
サイエンス銀河系内の宇宙人は既に絶滅した?研究で新たな可能性が浮上銀河系内の宇宙人は既に絶滅した可能性があるとする新たな研究が発表され、注目を集めている。 宇宙人が現存していれば地球には多くの電波が届いているはず? この研究を発表したのは、フランス人天文学者Claudio Grimaldi氏が率いる研究チーム。 しかし地球から遥か遠く離れたと...
サイエンス地球へ落下したダイヤモンドを含んだ隕石、初期太陽系で消滅した星の一部か?2008年に地球へ落下した、ダイヤモンドを含んだ隕石。それが初期太陽系で消滅した惑星の一部である可能性が見えてきた。 スーダン北部のヌビア砂漠に落下 その隕石は「小惑星2008 TC3」と呼ばれ、2008年10月7日に地球へ接近。37km上空で爆発し、その破片がスーダン北部にあるヌビア砂漠に...
サイエンスイギリスの科学者が、プラスチックを分解させる強力な酵素を偶然作り上げるイギリスの科学者がプラスチックを食べるバクテリアの調査を進める過程で、偶然強力に分解させる酵素を作り出したとして、注目されている。 「PETase」と呼ばれる自然由来の酵素 この研究を行ったのは、イギリスのポーツマス大学の研究者たち。 彼らはアメリカ人研究者と協力し、オックスフ...
サイエンス地球外生命体が見つかる?未知の星を探す新型衛星「TESS」打ち上げ成功日本時間の4月19日7時50分頃、NASAの新型観測衛星がスペースX社のファルコン9ロケットに搭載され、フロリダ州ケープカナベラルにあるケネディ宇宙センターから打ち上げられた。 これは数万に及ぶ未知の星を観測できる新しい衛星として、注目を集めている。 新たな多くの星を見つけられると期待 &n...
サイエンス石油流出事故も細菌で解決?オイルを食べるバクテリアの効果が確かめられる度々繰り返される石油流出事故。パイプラインやタンカーなどから漏れ出したオイルは環境に大きなダメージを与え、浄化作業にも莫大な資金と時間がかかる。 しかしそんな事態も今後は、バクテリアによって解決されていくかもしれない。 シンプルで自然に優しく、効果的 そのバクテリアとは、炭化水...
サイエンスパフィンという海鳥、紫外線で輝く不思議なくちばしを持っていたことが判明パフィン(ニシツノメドリ)という海鳥のくちばしが、紫外線のもとで別の色に輝くことが明らかとなり、話題となっている。 人間には見えないUVカラーを認識できる 英紙INDEPENDENTによれば、研究者らは以前からパフィンという鳥が異性を惹きつけるための何らかの特徴を持っていると考えていたという...
サイエンス星の形成に必要な暗黒物質、存在しない銀河が初めて発見され衝撃が広がる暗黒物質(ダークマター)が存在しない銀河が発見されたとして、話題となっている。 そもそも暗黒物質とは? この発見は3月28日に学術誌「Nature」上で発表された。 暗黒物質とは宇宙の質量の27%ほどを占めているとされながらも、光を放出しないため未だ観測されておらず、正体不明と...
サイエンス太陽系外から飛来した初の天体「オウムアムア」、その起源が明らかに太陽系外から飛来した「恒星間天体」として、昨年初めて確認された“オウムアムア”。それがどこからやってきたのか、その起源が明らかとなり話題になっている。 そもそも“オウムアムア”って何? オウムアムアとは、NASAによって設置されたハワイの「パンスターズ」と呼ばれる望遠鏡から昨年10月に観測さ...
サイエンス尾ビレを動かし魚ソックリ!米大学が開発した水中ロボットがユニークアメリカのマサチューセッツ工科大学により、魚ソックリの動きをするロボットが開発され、その動画が公開された。 尾ビレを動かし、深さ15m以上も潜れる このロボットの名前は「SoFi」。これは本物の魚のように尾ビレを動かし、側面についた2つのヒレを使い水中を自由自在に泳ぐことができるという。 &...
サイエンスペットボトル飲料の90%以上に、プラスチックの粒子が混入していることが判明最新の研究により90%以上にも上るペットボトル飲料に、プラスチック粒子が混入していることが判明し、波紋を広げている。 プラスチック入り飲料は全世界9カ国で販売 今回の研究はニューヨーク州立大学が行い、米国を拠点とする非営利団体「Orb Media」により報告された。 この報告に...
サイエンスアマチュアが発見した新しい紫色のオーロラ、初めて詳細な論文が発表される以前、このサイトでも紹介した新しいタイプのオーロラについて、科学者が正式に論文を発表した。 紫色に輝くリボンのようなオーロラ そのオーロラとは「スティーブ」と呼ばれるもの。そもそも地球の周りは太陽風から生物を守るため、磁場で取り囲まれている。 そして「スティーブ」は高高度にある...
サイエンスイーロン・マスク氏による“ハイパーループ”構想、実現の日は近い?イーロン・マスク氏が構想する「ハイパーループ」実現の日が近く訪れるのでは、と海外で伝えられ話題になっている。 突拍子もないアイデアと思われたハイパーループ構想 そもそも「ハイパーループ」とはイーロン・マスク氏が2013年に構想を発表したもので、真空状態のチューブ管の中に浮遊する“ポッド”と呼...
サイエンスこれ本当?!ペルーで発見された3本指のミイラ、DNA検査が行われ物議を醸す昨年、あるグループがペルーで不気味なミイラを発見したと主張していたが、その新たな調査が行われ、さらに物議をかもしている。 ナスカで発見された3体のミイラ このミイラは2017年の初め頃、ペルーのナスカ付近で発見されたと言われているが、調査に当たった研究者らは、これがエイリアンのミイラだと主張...
サイエンスなぜゾウは癌にかからないのか?最新の研究でその理由が明らかに最新の遺伝子研究によりゾウが癌にかからない理由が解明され、話題となっている。 細胞が腫瘍へと変化するのを防ぐ働き ゾウが癌にかからない理由を解き明かしたのは、米国ユタ州に位置するユタ大学の研究チーム。彼らはオープンアクセスジャーナルCell Report上で論文を発表した。 小...
サイエンス海底に7000年前のネイティブ・アメリカンの埋葬地、ダイバーが偶然発見アメリカでダイバーが偶然発見した骨から、海底に古代ネイティブ・アメリカンの埋葬地のあることが明らかとなった。 骨から7000年前のお墓だと判明 その前例のない埋葬地が見つかったのはフロリダ州、メキシコ湾に面したManasota Keyという街の沖合とされている。 アマチュアダイ...
サイエンス世界最古のタトゥーが古代エジプト人のミイラに描かれていたことが判明動物の姿を模した世界で最も古いタトゥーが、エジプト人のミイラに描かれていたことが明らかとなった。 長い間、展示されていたミイラを分析 そのミイラとは過去100年以上にわたって大英博物館に展示されており、約5200年前のエジプト人の男性のものと考えられている。 そのミイラの右腕に...
サイエンスその数150万羽、南極でペンギンの知られざるスーパー・コロニーを発見これまで明らかにされてこなかったアデリー・ペンギンのコロニーが発見され、しかもその規模が巨大だとして注目を集めている。 最近まで知られていなかった場所 そのコロニーが発見されたのは、南極半島北部の先端にある「Danger Islands」。ここは厚い氷に囲まれ、僻地にあるという。  ...
サイエンス大きな耳のようなヒレで泳ぐ「ダンボ・タコ」の赤ちゃん、初めて撮影に成功大きな耳を思わせるヒレで泳ぐ「ダンボ・タコ(Cirrate octopods)」の赤ちゃんの映像が撮影され、初めて公開された。 水深3000m付近に生息するタコ 「ダンボ・タコ」は水深3000mから4000mの地点に生息しているとされ、これまで研究するのが難しい動物とされてきたという。 &n...
サイエンスカップルが自分たちの関係を見直せる施設、その名も“愛の研究所”が米に誕生米国・シアトルにカップルが自分たちの関係について分析し課題を考察することのできる“愛の研究所”がオープンし、注目を集めている。 数年前に閉鎖された“愛の研究所”が新たにオープン この2月、“愛の研究所”との呼び名を持つ「the Gottman Institute」が米国・シアトルの地にオープ...
サイエンス商業用ドローンがAIによって武器になる?最新の研究で明らかに最新の研究により、人工知能(AI)を用いることで商業用のドローンが兵器として転用される可能性があることが明らかになった。 近い将来、商業用ドローンが悪用される? 今回の研究結果を明らかにしたのは、複数の機関の共同研究により発表された報告書「人工知能の悪意ある使用(The Malicious ...
サイエンス3Dプリンターで人の心臓を作ろうとするスタートアップ企業の取り組みが話題に3Dプリンターによる印刷技術が目覚ましい発展を遂げる近年、人の心臓まで3Dプリンターによって作成しようとしているスタートアップ企業の取り組みが注目を浴びている。 バイオプリンティングの技術により患者の細胞から心臓を作成 この取り組みを行っているのはBioLife4Dという米国のスタートアップ...
サイエンスGoogleが人の目から心臓病の有無を判断できるAI開発Googleの研究者らにより、人の目から心臓病などの健康リスクを予測することができる人工知能(AI)が開発されたとして、話題を呼んでいる。 網膜から循環器系の健康リスクを判断 Googleとその子会社Verilyの研究者らは19日、人の目をスキャンすることで高血圧や心臓発作、脳卒中などの病気...
サイエンスネアンデルタール人も絵を描いた?スペインの洞窟で測定された最古の壁画【動画】現代人とは別系統の人類とされてきたネアンデルタール人。彼らが描いたと思われる壁画が、スペインの洞窟で複数測定され、注目を集めている。 6万4000年前に描かれた壁画 Southampton大学とMax Planck研究所が行った新たな研究によれば、スペインの3つの洞窟にある壁画は今から約6万...
サイエンス日本人科学者がスゴイ、卵の白身から水素を発生させることに成功日本人科学者が卵の白身から水素を発生させる方法を編み出したとして、海外で話題となっている。 白身に含まれるプロテインを利用 卵の白身から水素を発生させる方法を編み出したのは、大阪市立大学の研究チーム。 同大学の山田裕介教授は、水素を発生させる際に卵の白身に含まれるプロテインを利...
サイエンス光をあてるだけでインフルエンザの拡散を防ぐ?紫外線によるウィルス抑止に成功特殊な紫外線をあてると人間に害を及ぼさず、インフルエンザのウィルスを死滅させる可能性があるという研究結果が、2月9日に「Scientific Reports」において発表された。 インフルエンザのウィルスを殺すことに成功 アメリカのコロンビア大学アービング・メディカルセンターで行われた新たな...
サイエンスジュリエットを探せ!絶滅寸前のオスのカエルが恋人募集サイトに登録種を保存しようと唯一生き残ったオスのカエルのために、メスを探す取り組みが行われている。 10歳になるオスのカエル、その名も「ロミオ」 そのカエルとは南米のボリビア中部にあるコチャバンバ自然史博物館で暮らす、10歳の「セイウェンカズミズガエル」。性別はオスで、名前は「ロミオ」という。 &nbs...
サイエンス「お先へどうぞ」仲間のために部屋のドアを開けるロボットがユニークアメリカでロボットの研究開発を手掛けている企業、「ボストン・ダイナミクス」が、ロボットの新しい動画を公開し、話題となっている。 ドアを押さえ、先に仲間を通す その映像に登場するロボットは「SpotMini」。以前作られた「Spot」よりも小さいサイズで、4本足を使い犬のように動きまわるという...
サイエンス保守と革新には心理的な違い?米国の科学者による発見が話題に米国で保守派と革新派において、心理的な違いが認められることが明らかとなり、話題となっている。 保守派は不快なものから目を背ける? 保守派と革新派における心理的な違いについて調査する今回の研究は、Behavioural Brain Researchにおいて先月発表されたもの。 研...
サイエンス「ファルコン・ヘビー」の打ち上げ成功、全過程を追った中継映像が大迫力ベンチャー企業のスペースX社が、巨大なロケット「ファルコン・ヘビー」の打ち上げを行い、成功させた。 中継映像では多くの人々が興奮 「ファルコン・ヘビー」はアメリカのフロリダ州にあるケネディ宇宙センターの39A発射台から、現地時間の2月6日、午後3時45分に打ち上げられたという。 ...
サイエンスミャンマーの琥珀から発見されたクモの化石、サソリのような尾がついた新種だと判明古代に生息していた新しいクモの仲間の化石が発見され、その調査内容が2月5日に「Nature Ecology & Evolution」において発表された。 尻尾が生えた新しいクモの化石 この調査を行ったのはアメリカや中国、ドイツ、イギリスなどの古生物学者からなる国際研究チーム。 &nb...
サイエンス最新技術により、密林に埋もれていた古代マヤ文明の住居跡などが多く発見される最新のレーザー技術を使い、古代マヤ文明の住宅跡などが多数発見され、注目が集まっている。 6万戸の住居跡が発見される この遺跡が発見されたのは、中米のグアテマラ北部にあるPetenという地域。調査を行ったのはアメリカやヨーロッパ、そしてグアテマラの考古学者らとされている。 彼らは...
サイエンス「キュリオシティ」が撮影した火星の広大な風景、NASAがパノラマ写真を公開NASAが火星で撮影されたパノラマ画像を公開し、注目されている。 16枚が組み合わさったパノラマ写真 その画像を地球に送り届けたのはNASAの火星探査車「キュリオシティ」で、ちょうど巨大な「ゲール・クレーター」の縁の部分から、撮影したという。 このパノラマ画像は左が南西、右が北...