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タイで先月、バンジージャンプの紐が切れ、利用していた男性が湖に落下する事故が起きた。

10階建ての高さからジャンプ

その事故が起きたのは2月、場所はタイの人気観光地・パタヤにある「チャンタイ タプラヤ サファリ＆アドベンチャーパーク」とされている。

当時、香港から来た男性「マイク」さんは、10階建ての高さ（約30m）に相当する高台から、バンジージャンプで飛び降りたという。

しかし伸びきったところで、バンジージャンプの紐が切れ、下にあった湖にそのまま着水したそうだ。その様子がこちら。

Bungee cord breaks in Thailand: Hong Kong tourist freefalls 6 sec & gets injured https://t.co/RMawcolbpE pic.twitter.com/sa5GlzjJ65

— Mothership (@MothershipSG) March 21, 2023

「痛みがひどく、目眩がした」

「マイク」さんは、水中で一瞬気を失ったが、やがて意識を取り戻し、アトラクションの従業員の助けを借りて湖から抜け出せたという。

やがて彼は病院へ搬送されたが、その後、香港メディア「HK01」に対して「痛みが激しすぎて、目眩がした。腕が伸びていたので、わきの下あたりが一番酷くやられました」と述べている。

しかも「マイク」さんは肺の感染症にもかかり、香港に戻った後、3日間入院したという。

にもかかわらず、パーク側が提示した損害賠償の額が少なかったため、「マイク」さんはパーク側とタイ国政府観光庁に対し苦情を申し立て、「友人と私は、旅行計画の変更、私の怪我、収入減など、事故により損失を被りました。もし事故がもっと深刻だったら、私は命を落としていたかもしれません」と書き送ったそうだ。

昨年11月には、コロンビアを訪れた女性が、バンジーの紐を装着していないことに気づかず、誤って飛び降り、死亡した事故も起きている。（了）

出典元：STRAITS TIMES：‘I could have lost my life’: Tourist’s bungee cord snaps in midair in Thailand(3/23)