エベレスト登山の最終キャンプ地がゴミだらけ、最新映像が批判を呼ぶ

エベレストの最高地点にあるキャンプ地が、再び注目を集めている。動画が投稿され、雪に覆われた現場に大量の廃棄物が散乱している様子が明らかになったためだ。
世界最高地点のキャンプ地
動画が撮影された場所は、登山者がエベレスト頂上にアタックする直前の最終キャンプ地「第4キャンプ(Camp IV)」。放置されたテントや捨てられた酸素ボンベ、破れた装備品、その他のゴミが散乱している様子が映っている。
この第4キャンプはエベレスト(世界最高峰)とローツェ(標高世界第4位)の間に位置し、標高は約7900メートル。ここから上は酸素の薄さが人間の生存に影響を及ぼす領域(デスゾーン)になり、登山者がそこに入る前に体を休めることのできる最後の場所となっている。
This is Camp IV on Mt Everest (~7,900 m), the highest campsite on Earth and the final stop before the summit.
What should be one of the most extraordinary places on the planet has, in many ways, become one of the ugliest faces of Everest’s commercialisation. Abandoned tents,… pic.twitter.com/0Th04sCa5J
— Everest Today (@EverestToday) June 1, 2026
動画を投稿したエベレスト登山専門のXアカウント「Everest Today」は、このキャンプ地の現状を強く批判し、次のようにコメントした。
地球上で最も特別な場所の一つが、商業化の醜い顔を見せている。放置されたテント、空の酸素ボンベ、食料缶、破れた装備、その他の廃棄物が全体に散らばり、世界最高地点のキャンプ地を登山用具の墓場に変えている。この山はもっと良い扱いを受けるべきだ。
高い標高での清掃活動は困難
海外メディアによれば、今年の登山シーズンは特に登山者で混雑し、ネパール側から1日で過去最多の274人が頂上に到達。過密化とゴミ問題への懸念が高まっているとのこと。
これまでもキャンプ地の清掃活動は行われてきたが、極めて高い標高での気象条件、突然の嵐、希薄な空気などがゴミ回収を極めて困難にしているそう。
この動画をきっかけに、エベレスト登山の環境負荷や、厳しいゴミ対策の必要性についての議論がSNSで再燃している。ある人は「エベレストでの成功を、誰が頂上に到達したかでなく、誰が最も小さな足跡を残したかで測る時代にしよう」と書き込んでいる。(了)
出典元:IndianExpress:‘The mountain deserves better’: Everest’s highest campsite drowning in waste; video triggers debate(6/2)
出典元:Wikipedia/サウスコル


























