Twitter/Visegrád 24

フィンランドの首相であるサンナ・マリン氏（36）が、パーティーで踊る映像が流出し、物議を醸している。

野党は薬物検査を受けるよう要求

SNSに浮上したパーティーの映像には、マリン首相がフィンランドの有名人の友人らと踊り、楽しむ様子が映っていた。

マリン首相は、パーティー好きを公言しており、音楽フェスティバルで楽しむ写真もたびたび撮られてきたという。

しかし今回のパーティー動画に対しては、野党から批判が寄せられており、野党党首のリイカ・プッラ氏は、マリン首相に任意の薬物検査を受けるよう求めている。

Finland’s Prime Minister @MarinSanna is in the headlines after a video of her partying was leaked today.

She has previously been criticized for attending too many music festivals & spending too much on partying instead of ruling.

The critics say it’s not fitting for a PM. pic.twitter.com/FbOhdTeEGw

— Visegrád 24 (@visegrad24) August 17, 2022

薬物摂取を否定

マリン首相は薬物摂取を否定し、アルコールだけ飲んで「騒がしく」パーティーをしただけだと主張しており、次のように述べたという。

「私は踊ったり、歌ったり、パーティーをしたり、完全に合法的なことをしました。そして、他の人が（薬物を）使っているのを見たり、知ったりするような状況になったことはありません」

ただ、連立政権に参加しているセンター党のミッコ・カルナ議員は、マリン首相が「自主的に薬物検査を受ける」ことが「賢明」だとツイートしている。

「今までと全く同じ人間でいるつもり」

マリン首相はこの提案に前向きな様子で、記者団に対し「薬物は使用していない」「検査を受けることに問題はない」とし、次のように語った。

「家庭もあるし、仕事もあるし、友人と過ごす時間もある。同年代の人たちとほとんど同じです。自分の行動を変える必要はありません。私は今までと全く同じ人間でいるつもりですし、それが受け入れられることを望んでいます」（了）

出典元：BBC：Sanna Marin: Finland PM partying video causes backlash(8/18)