死にゆく星の最後の姿、ハワイのジェミニ北天文台が撮影

NOIRLab
ハワイにある天体望遠鏡が、死にゆく星の姿を捉え、その画像が公開された。
恒星の「NGC 1514」
その姿を捉えたのは、ハワイの最高峰、マウナ・ケア山頂にあるジェミニ北天文台だ。
この星は1500光年離れた連星系の恒星とされ、正式名称は「NGC 1514」。周囲に乳白色の球状の雲があることから、「クリスタルボール星雲」という愛称で呼ばれている。
死に行くこの星の画像は5月21日、この天文台の望遠鏡を運用する、アメリカ国立科学財団(NSF)の「NOIRLab」によって公開された。

寿命の終わりに放出されるガス雲
映っているガスの雲は、恒星が寿命の終わりに近づくと外層に放出されて、形成されるという。
また露出された恒星の核が、ガス雲を数万度まで加熱し、それにより幻想的な輝きを放っているそうだ。
この恒星は太陽よりも大きいとされ、科学者たちは2つの恒星のうちの1つが、その命を終えたと考えている。
ジェミニ北望遠鏡は昨年、「NGC 1514」を観測し始め、先日このカラー画像を完成させた。
ジェミニ天文台は、ハワイのジェミニ北天文台と、南米チリのジェミニ南天文台で構成され、国際共同プロジェクトとして、資金を拠出している国の天文学者が利用できるという。(了)
出典元:ABC News:Dying star resembles a billowing crystal ball in new telescope photo(5/22)
出典元:NOIRLab:NGC 1514: The Crystal Ball Nebula(5/21)

























