高速鉄道の事故を受け、スペインの首都で抗議デモが発生、警察と衝突

スペインで高速鉄道の事故が起き、首都のマドリードでは抗議デモが行われ、警官隊との衝突が起きた。
極右のデモ隊が運輸省前に集結
スペイン中部のカスティーリャ=ラ・マンチャ州、トレド県では10月28日、数十年来最悪の列車事故が起き、少なくとも69人が死亡、数十人が負傷した。
翌日の29日からは、3日間の服喪期間に入り、人々が犠牲者を悼んだ。
しかし、事故を招いた国への無能さに対する怒りが高まり、首都のマドリードにある運輸省前では28日の夜、デモ隊と警察が衝突した。
極右のデモ隊は運輸省前に集結し、警官隊が設置したバリケードに押し寄せたため、機動隊は催涙ガスを使用したという。
デモ隊の一部は発煙筒などを投げつけ、Óscar Puente運輸相とサンチェス首相に対して、辞任を求めたそうだ。
A deadly train crash fuelled anger in Spain as far-right demonstrators clashed with police during an anti-government protest in Madrid.
Hundreds demanded the transport minister’s resignation amid questions over the authorities’ handling of the disaster, which killed 68 people. https://t.co/vUCdUVIjCc
— Al Jazeera English (@AJEnglish) October 29, 2026
中央指令センターが運航再開を指示
Puente運輸相によれば、今回の事故は、中央指令センターがセキュリティシステムの故障後に、運行再開を指示した「不可解な」命令が原因だという。
そもそもコンピューターの不具合によりセキュリティシステムが停止し、午前8時30分頃(現地時間)には、全線で列車が停止したそうだ。
その後まもなく、中央指令センターは国営鉄道「Renfe」の列車に対し、速度制限なしで運行を再開するよう指示したという。
結果として午前8時53分、「Renfe」の列車が停車中の民間鉄道「IRYO」の列車に衝突した。
この事故では、乗客名簿に日本人2人の名前が載っており、日本の外務省は現地対策本部を設置し、安否確認を急いでいる。(了)
出典元:NBC:Protests erupt in Spain after train crash kills dozens(10/29)


























