YouTube/Corridor

数々のロボットを作り上げ、動画でもその性能を紹介してきたボストン・ダイナミクス。

その動画を真似たビデオが公開され、注目を集めている。

あえてロボットのバランスを崩させる

この動画は6月14日に、@kocizumという名前のツイッターアカウントから投稿されたのだが、その後話題となり、1300万回も再生されることになったという。

そもそもボストン・ダイナミクスの動画でも、性能を測るため、開発者があえてロボットを押したり、バランスを崩させたりする様子が映っている。

今回のビデオでもそれを真似て、当初から人々はロボットを押したり、つついたりする場面が描かれている。

激しいいじめに遭うロボットが反撃

しかしその後、彼らのロボットへの嫌がらせはエスカレート。背後から棒で激しく殴ったり、スプレーをかけたり、挙げ句の果てに銃で撃ったりして、もはやいじめの様相を呈していく。

やがてロボットは我慢の限界を越えたからか突然、反撃に転ずる。そして最後は人間たちを懲らしめることに成功した。

当初、この動画を見た人は、本物のボストン・ダイナミクスのビデオだと考え、驚いたようだが、YouTubeのクレジットは「Corridor」と表記されている。

そして動画の最後の方では、緑色のスクリーンを身にまとった人間が、ロボット役となっていたことも明らかにされる。

この動画ではロボットを激しくいじめているシーンが映っているため、念のため閲覧にはご注意いただきたい。（了）

出典元：INDEPENDENT：The viral video of a ‘Boston Dynamics’ robot fighting back against humans is completely fake(6/16)