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ロシアの艦船が、間一髪で無人高速艇による攻撃をかわし、その様子が公開されている。

偵察船「イワン・クルス」に接近

その映像を公開したのは、ロシア国防省だ。動画には無人の高速艇が、ロシア軍の偵察船「イワン・クルス（Ivan Khurs)」に接近する様子が映っていた。

偵察船はすぐに回避行動をとり、向かってくる無人高速艇に発砲。やがて弾が命中し、無人高速艇は大爆発を起こした。

「イワン・クルス」は当時、トルコ・イスタンブールにあるボスポラス海峡の北約40海里（約74km）、黒海の国際水域にいたという。攻撃の様子がこちら。

Footage of the destruction of Ukrainian drone boats, which tried to attack the Russian Black Sea Fleet ship “Ivan Hurs” today. pic.twitter.com/fqwgZsmcDZ

— Spriter (@Spriter99880) May 24, 2023

ロシア国防省は、この攻撃で「イワン・クルス」はダメージを受けておらず、現在も航行し続けていると主張しているが、実際にどうなのかは明らかになっていない。

攻撃の前にも橋から煙？

またロシアの情報筋は、無人高速艇が民間船から射出され、この攻撃にはウクライナの武装勢力が関与しているとの見方を示した。

一方、ウクライナ側は、この攻撃の関与についてコメントを発表していない。

実はこの攻撃の直前には、クリミア大橋（ケルチ橋）から煙が上がっているのが目撃され、この橋も攻撃を受けたのではないかという疑惑が浮上していたという。

しかしクリミア当局は、「演習のため橋が数時間閉鎖された」と述べており、5月24日には通行が再開されたそうだ。

ただロシア政府はここ数日、この橋へのトラックの乗り入れを禁止しており、この決定を発表した際には「安全保障上の懸念」を理由に挙げていた。（了）

出典元：MailOnline：Dramatic video shows ‘Ukrainian’ marine drone dodging gunfire while homing in on Russian warship – before exploding in a massive fireball when it suffered direct hit in the Black Sea(5/24)