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米軍が強襲揚陸艦「トリポリ」と海兵隊を中東へ追加派遣、イランへの攻撃を支援

米軍が強襲揚陸艦「トリポリ」と海兵隊を中東へ追加派遣、イランへの攻撃を支援
United States Navy

イランがホルムズ海峡での攻撃を激化させていることを受け、アメリカの国防総省が、中東へ海兵隊と艦船を追加派遣したと報じられている。

 

日本に配備された部隊を派遣

 

アメリカのヘグセス国防長官は、中央軍からの要請を受け、水陸両用即応群の一部と、それに付随する海兵隊の遠征部隊(MEU)の派遣を承認したという。

 

MEUは通常、複数の軍艦と乗組員、そして5000人の海兵隊員で構成されている。

 

ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、日本に配備されているアメリカ海軍の強襲揚陸艦「トリポリ」とそこに配属されている海兵隊員が現在、中東に向かっているという。

 

またすでに他の海兵隊の部隊も、イラン攻撃を支援するために中東に展開しているそうだ。

 

CNNの報道によれば、これらの部隊は従来、大規模避難や、強襲を含む艦艇から陸上への移動を必要とする水陸両用作戦といった任務に用いられてきたという。

 

また、地上および航空戦闘部隊も擁し、一部の隊員は特殊作戦の訓練も受けているそうだ。

 

トランプ政権は、イランへ地上部隊を派遣することを否定していない。(ABC Newsは、3隻の艦艇と2200人の海兵隊に、中東への派遣命令が下されたと報じている)

 

レバノンで773人が死亡、子供の死者は103人

 

イスラエル軍もイランへの攻撃を続けており、首都のテヘランや南西部の都市、ShirazやAhvazなどの都市も攻撃したという。

 

またイスラエル軍はレバノンの南部や首都のベイルート郊外なども、引き続き攻撃し続けている。下は、レバノン南部のAbbasiyyeh村にある建物を攻撃する様子。

 

 

レバノンの保健省は3月13日、イスラエル軍の攻撃により、これまでに773人が死亡、1933人が負傷したと発表した。

 

またこのうち103人の子供が死亡し、326人が負傷したという。

 

レバノンのシーア派武装組織「ヒズボラ」の指導者であるNaim Qassem氏は3月13日、テレビ演説で「ヒズボラは存亡をかけた戦いを繰り広げており、戦争が続く限りイスラエルとの長期戦に備えている」と述べた。

 

また「抵抗以外に解決策はない。さもなければ、レバノンは滅亡するだろう」とも語ったそうだ。

 

イランも中東やトルコへ報復攻撃

 

イラン側も13日、イスラエルや中東各地のアメリカ軍基地などに対して攻撃を行い、被害が出ている。下はイランのミサイルにより、イスラエル中央部にある倉庫が炎上している様子。

 

 

オマーンの国営メディアによると、13日には、アル・アワヒ工業地帯上空で防空部隊がドローンを迎撃したが、2人が死亡したという。

 

アラブ首長国連邦(UAE)の国防省も防空部隊が13日、ドローン27機と弾道ミサイル7発を迎撃したと明らかにした。

 

ドバイでは工業地帯で火災が発生した後、金融街の中心部に巨大な煙が立ち込めたそうだ。

 

トルコ国防省も13日、イランから発射された弾道ミサイルが領空内に入り、NATO軍によって撃墜されたと発表。この発表の数時間前、トルコ南部にある、アメリカ軍が駐留するNATOのIncirlik空軍基地で、サイレンが鳴り響いたという。

 

亡命中のイラン系クルド人武装組織の幹部は、13日にイラク北部でイランによるドローン攻撃を受け、同組織のメンバー2人が死亡したと非難した。

 

イギリス国防省も13日、イラク北部にある合同基地に対してイランからの無人機攻撃が行われ、複数のドローンを撃墜したと発表した。この基地の付近では、先日もドローン攻撃が行われ、フランス兵1人の死亡が確認されている。

 

イギリス空軍の戦闘機「タイフーン」と「F-35」は現在、カタールやキプロス、アラブ首長国連邦、ヨルダン、バーレーン全域でイギリスの権益と同盟国のために、防空作戦を実施しているという。

 

アメリカ中央軍は13日、イラク西部に墜落した「KC-135」空中給油機の乗員、6人全員の死亡が​​確認されたと発表した。(了)

 

出典元:The Guardian:Middle East crisis live: More than 100 children killed by Israeli strikes in Lebanon, health ministry says(3/13)

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