ニューヨーク州議会、「mother(母)」や「father(父)」を性別中立の名称に改める法案を可決

ニューヨーク州議会は、家族法における「mother(母)」や「father(父)」といった性別を特定する語を、性別中立の表現へ置き換える法案を可決した。法案はすでに上下両院を通過しており、今後はキャシー・ホークル州知事の署名の可否が判断される。
法案の内容と目的
今回の法案は、主に親権や親子関係に関する州法の文言を対象としたもの。既存の「mother(母)」は「gestating parent(妊娠・出産した親)」に、「father(父)」は「non-gestating parent(妊娠・出産していない親)」に、「paternity(父性)」は「parentage(親子関係)」に置き換えられる。
立法者側は、この変更は同性カップルやトランスジェンダーの親など、多様化した家族形態を反映するための技術的修正であるとしている。
日常生活には影響なし
あくまでも家族裁判所に関連する条文の整理を目的とした法案であり、出生証明書や一般的な行政文書の表記も変更されない。
この法案が施行されたら、日常生活や学校で「mother(母)」や「father(父)」の使用が制限されるというものではなく、法律文書の範囲に限定された内容だ。
誤情報の拡散と事実関係
法案をめぐっては、SNS 上で「母と父が法律から消される」「親の呼称が禁止される」といった誤った解釈が広がっている。
法案はすでに議会を通過しており、最終的な成立にはホークル知事の署名が必要となる。知事は年末までに判断するとしており、成立の可否は今後の審査に委ねられている。(了)
出典元:FOX:Bill replacing ‘mother’ and ‘father’ with gender-neutral terms passes in New York, heads to Hochul’s desk(6/5)
出典元:Snopes:New York bill would replace ‘mother’ and ‘father’ with gender-neutral terms in family law(6/5)
出典元:Factually:Does New York’s Proposed Gender‑Neutral Parentage Language Change Family Law Only Or Aim To Reshape Society? (6/5)


























