スイスで米・イランとの第1回の協議を開始、トランプ氏が再び脅迫

スイスで6月21日、アメリカとイランの代表団による交渉が行われ、制裁解除などが話し合われた。
トランプ氏がイラン側を非難
この交渉では、アメリカ側からはバンス副大統領、イラン側からはガリバフ国会議長や、アラグチ外務大臣などが出席したという。
協議では、イランの石油輸出に対する制裁解除措置をどのように実施するか、そして凍結資産問題について話し合われ、アメリカ側も合意して最終草案が作成された。
イラン側は、イスラエルが停戦違反をし、レバノン南部の「ヒズボラ」を攻撃していることを受け、ホルムズ海峡を再び封鎖すると発表していたが、アメリカのトランプ大統領は21日、SNSに「イランは、レバノンの代理勢力による騒乱行為を直ちに止めなければならない。もし止めなければ、我々はイランに再び厳しい報復を行うだろう」と投稿した。
またトランプ氏は、フォックスニュースとの20分間の電話インタビューで、「必要であれば、海峡を占拠するかもしれない。もし彼らが合意に至らなければ、通行料を徴収する」と発言。
さらに「海峡を封鎖すれば、お前たちは国を失うことになる。お前たちのクソみたいな国にさえ帰れないだろう」と述べ、イランの代表団を拉致するような発言を行った。
この発言を受け、イランの交渉団は抗議し、アメリカとの協議を一時中断したという。
一方、アメリカのバンス副大統領は、レバノンでの停戦維持に向け、ここ数日間で「大きな進展」があったとし、「トランプ大統領から、イランとの関係を新たな方向へ転換させるよう指示された」と述べた。
ガザ地区やヨルダン川西岸地区でも死者
しかしイスラエル軍は21日にも、レバノン南部のベカー渓谷の町、ソフモルに対して攻撃を行い、少なくとも7人のレバノン人が殺害された。
またイスラエル軍は停戦中であるにも関わらず、21日にはガザ地区へも攻撃を行い、南部のハンユニスではイスラエル軍の空爆により、パレスチナ人2人が死亡、数人が負傷した。
ガザ地区の保健当局によれば、21日には過去24時間で、少なくとも9人のパレスチナ人が殺害され、41人が負傷したという。
さらにイスラエル軍は、ヨルダン川西岸地区南部のヘブロン近郊の街で、イスラエル人入植地に向けて「火炎瓶を投げつけた」として、パレスチナ人2人を殺害した。(了)
出典元:Aljazeera:Iran war live: First round of Iran-US talks concludes in Switzerland(6/21)
出典元:The Guardian:Iranian negotiators suspend talks with US in protest over Trump threats(6/21)


























