イスラエル警察、ヨルダン川西岸地区で記者らを襲撃した入植者10人を逮捕

先週末に、ヨルダン川西岸地区で発生した襲撃事件に関わったとして、イスラエル警察は10人の入植者を逮捕した。
記者や外交官を襲撃
10月16日、アメリカ人のフォトジャーナリスト、ハイディ・レヴィン氏はヨルダン川西岸地区のラマラ近郊で、取材中にイスラエル人の入植者らによって暴行を受けた。
入植者たちは、レヴィン氏の脊椎4本を骨折させ、指を裂傷させたため、彼女には手術が必要になったという。
翌日の17日にも、イスラエル人の入植者らはヨルダン川西岸地区の町、Taybehの近郊でヨーロッパの外交団を襲撃。これにより、フランスの市長が暴行を受け、また公用車の窓も破壊された。
これらの事件に関連して、イスラエル警察は19日、珍しく10人の入植者を逮捕したという。
Israeli police released a video they say shows the arrest of 10 suspects over weekend settler violence in the occupied West Bank, including the severe beating of Washington Post photographer Heidi Levine and an attack on European diplomats. https://t.co/iVCzMaSLjo
— Al Jazeera English (@AJEnglish) October 19, 2026
駐イスラエル米大使も非難
イスラエルのネタニヤフ首相は、この事件を入植者が起こしたことに疑問を呈し、犯罪が「立証されていない」などと述べていたという。
しかしこの事件とネタニヤフ首相の反応は、国際社会から激しい反発を招いた。
アメリカのマルコ・ルビオ国務長官も、ヨルダン川西岸地区での暴力に「非常に憂慮している」と述べ、イスラエルに対して、こうした行為の取り締まり強化を求めた。
さらにイスラエル政府の強力な支持者とされる、アメリカのマイク・ハッカビー駐イスラエル大使も、襲撃した者を訴追し、収監するようイスラエルに要求。「X」においても、「女性カメラマンを襲うのは、覆面をした卑怯者による卑劣なテロ行為だ」と投稿し、強く非難した。
イスラエル警察は19日の朝、外国人への攻撃と違法な入植地の建設に関与したとして10人を拘束した。
しかし、実際にイスラエル人の入植者に対しては、ほとんど対応が取られておらず、逮捕は稀で、起訴も稀、有罪判決はさらに稀とされている。
出典元:The Guardian:Israeli police detain 10 people in rare raid against West Bank settlers(10/19)


























