大学のバスケットボールのコーチ、服装が派手過ぎて議論に【アメリカ】
大学のバスケットボール・チームのアシスタント・コーチをしている女性の服装が、派手過ぎるとして物議を醸している。
ピンクのレザーパンツとハイヒール
そのコーチとは、テキサスA&M大学の女子バスケットボール・チームに所属するシドニー・カーターさんだ。
彼女は2月6日、ケンタッキー州のチーム「ワイルドキャッツ」との試合で、ピンクのタイトなレザーパンツとハイヒールを履いてコートに現れた。
その後、カーター・コーチは、その時の写真をツイッターなどに投稿。すると「この服装はバスケットボールのコーチとして適切なのか?」といった声が上がり、議論になったという。
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ネット上で賛否両論
実際にあるユーザーは、「なぜコーチをするのに、あんなにきついパンツをはくのか?」と疑問を呈している。
また、木製のバスケットボールのコートに、ハイヒールがダメージを与えないか心配する声もあったという。
その一方で、カーター・コーチの身につける自由を支持し、彼女への批判を性差別だと非難する人もいたそうだ。
あるユーザーは「私はこれが大好き。彼女は選手スタッフなどに、女性らしさを保てるということを教えているんだ」とコメントしたという。
一方、カーター・コーチは「私は毎日堂々と自分自身でいますし、私が余計なことをしていると誰かが考えているかどうか、は気にしません」とし、次のように語っている。
「私はただ、黒人女性が力のある立場にいることを、人々が不快に思っているのだと思います。実際に自信を持って自分自身を受け入れている黒人女性を見ると、それはとても威圧的だと思うのでしょう」
インスタグラムなどを見ると、カーター・コーチは以前から、目立つ服装をしており、今回も特別なことではないようだ。(了)
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