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重さ1.36トン、直径2.16mの巻き寿司がギネス世界記録に

重さ1.36トン、直径2.16mの巻き寿司がギネス世界記録に
YouTube/ギネス世界記録 公式チャンネル

TikTokで活躍するフード系インフルエンサーの2人組が、巨大な巻き寿司を完成させ、(直径が)世界最大の巻き寿司としてギネス世界記録に認定された。具材はキュウリとサーモンだ。

 

重さ1.36トン、直径2.16m

 

巨大巻き寿司を作ったのは、プロのシェフでありSNSで多くのフォロワーを持つNick DiGiovanniさんと、Lynn Davisさんの2人だ。Lynnさんの方は日系人と紹介されている。

 

ギネス世界記録となった巻き寿司は、直径が2.16m、重さが1360kg。これだけのものを作るのに、米が約907kg、キュウリが約227 kg、サーモンの切り身が約227 kg、そして大量の海苔のシートとゴマが使われている。普通サイズの巻き寿司に換算すると、4万5000本分になるそうだ。

 

ギネス世界記録の公式ユーチューブチャンネルに、作る様子を映した動画がアップされている。その手順がちょっと面白い。

 

巻き寿司と言ってはいるが、実際は巻くのではなく、円筒状の型に白飯と具材を詰め込むというやり方をする。この型の製作には力学的計算が必要らしく、アメリカ・ノースイースタン大学の工学部の学生が助っ人として協力したとのこと。

 

YouTube/ギネス世界記録 公式チャンネル
YouTube/ギネス世界記録 公式チャンネル

 

内側の型には丸ごとのキュウリとサーモンの切り身を放り込み、その外側に白飯を詰める。白飯は酢飯にはなっておらず、詰めるその場で酢と油をかけ、手で揉み混ぜて酢飯にする。

 

作る過程での最難関は、具材と米を隔てる型をうまく抜き取れるかどうかだったそう。だが動画を見ると、数人で力を合わせて見事に抜き取っている。

 

ギネス世界記録のサイトによれば、8人がかりで作業し、完成までに約3時間かかったそう。

 

YouTube/ギネス世界記録 公式チャンネル

 

完成後はホームレスシェルターに寄付

 

世界記録認定後、1360kgの巻き寿司は地元のホームレスシェルターに寄付された。これだけ大きいと、巻き寿司として食べることは誰にもできない。シェルターの人たちはおそらく、酢飯と生サーモンと生キュウリを、バラバラに味わったのだろう。(了)

 

出典元:IndianExpress:TikTok chefs create world record with a 1,360 kg sushi roll(11/2)

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