博物館に展示されていた架空の自動車に、本物の違反切符が切られてしまう【アメリカ】

アメリカ·イリノイ州の博物館が、ニューヨーク市からスピード違反の切符を受け取った。同博物館は人気TVドラマ『ナイトライダー』に登場する架空の車「KITT」のレプリカを所有しているのだが、それがオービス(違反取り締まりカメラ)に写ったという。ところが、この車は10年以上も動いていないのだ。
ナンバープレートが一致
イリノイ州Volo博物館の関係者らは、ニューヨーク市から50ドルの交通違反切符が郵送されてきて驚いたそうだ。展示されている車が14月22日にブルックリンでスピード違反を犯したと記されていた。
ちなみにこの車は1982年型ポンティアック·ファイアーバード·トランスアムの改造車。ドラマ『ナイトライダー』で、主人公が乗っていた人工知能搭載の車「KITT」を細部まで再現したもの。
送付された書面には写真も添付されており、違反車のナンバープレートに書かれた「KNIGHT」の文字(アメリカでは文字をナンバーとして登録できる)が写っている。これは博物館のレプリカに付いているプレートと同じものだった。
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10年以上動かしていない
博物館の担当者は困惑し、「この車が展示スペースから最後に動かされたのは10年以上前だ」と言っている。
また、レプリカに付けられたナンバープレートは装飾用で、同博物館のギフトショップでも売られているもの。当然、正式な登録はされていない。
担当者はこう続ける。「当館は映画·TVに登場する車のコレクションで有名なので、最初は誰かのイタズラだろうと思いました。しかし、ニューヨーク市当局の公式ウェブサイトで確認したら、本物の違反切符でした」。
それにしても当局はどうやって登録されていない展示車を見つけ出し、違反車として特定したのだろうか。
ニューヨーク市運輸局はこの件を「調査中」としている。(了)
出典元:UPI:Illinois museum’s ‘Knight Rider’ car gets speeding ticket from NYC(5/15)
出典元:USA Today:‘Knight Rider’ car gets speeding ticket. It’s been parked for years(5/14)


























