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米軍の駆逐艦がイランの船舶を砲撃、海兵隊が乗り込み拿捕

米軍の駆逐艦がイランの船舶を砲撃、海兵隊が乗り込み拿捕
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アメリカ軍がオマーン湾で、海上封鎖を突破しようとしたイラン船籍の船舶を攻撃し、その後拿捕した。

 

機関室に砲撃し、拿捕

 

アメリカ中央軍は4月19日に声明を発表し、イラン船籍の船舶「Touska」号がアメリカの海上封鎖に違反して、イランの港に向かっていたため、米駆逐艦「スプルーアンス」がそれを阻止したと発表した。

 

声明によれば、「Touska」号の乗組員は6時間に及ぶ警告に従わなかったため、「スプルーアンス」が同船の乗組員に対し、機関室からの避難を指示したという。

 

その後、「スプルーアンス」が、5インチMK45砲で「Touska」号の機関室に数発の砲弾を撃ち込み、推進装置を無力化。やがて第31海兵遠征部隊の海兵隊員が、この船舶に乗り込み、拿捕した。

 

 

イラン側も船舶の拿捕を確認し、その後「まもなく報復する」と明らかにした。

 

フランスの船舶も銃撃を受ける

 

またフランスの海運会社「CMA-CGM」は19日、同社の船舶1隻が18日にホルムズ海峡で警告銃撃を受けたと発表し、乗組員にケガはないと明らかにした。

 

アメリカのトランプ大統領も19日、SNSの「Truth Social」に、イランがホルムズ海峡で「銃弾を発射した」と投稿、「その多くはフランス船とイギリスの貨物船を狙ったものだった」と明らかにした。

 

イギリス海軍の関連機関である英国海運貿易オペレーション(UKMTO)は19日、同地域におけるイラン海軍の活動が活発化していることを理由に、「現在の状況はすべての商船にとって深刻な、攻撃または誤算のリスクを生み出している」と警告した。

 

イランが和平協議への参加を拒否

 

アメリカのトランプ大統領は、イランがホルムズ海峡を再び封鎖した24時間後、イランとのさらなる協議のため代表団を、4月20日にパキスタンの首都・イスラマバードに派遣することを決定した。

 

一方、イラン政府は、パキスタンで行われるアメリカとの第2回和平協議への参加を拒否。イラン側はその理由として、「アメリカの過剰な要求、非現実的な期待、絶え間ない立場変更、繰り返される矛盾、そして停戦協定違反とみなされる継続的な海上封鎖」などを挙げている。

 

イラン外務省の報道官は19日、「アメリカによるイランの港湾または沿岸部に対する封鎖は、パキスタンが仲介した停戦協定違反であるだけでなく、違法かつ犯罪的である」と非難した。

 

また海上封鎖は国連憲章違反であり、侵略行為に当たると指摘した。

 

イラン側の首席交渉官であるガリバフ議長も4月18日、アメリカとの最近の協議は進展があったものの、核問題とホルムズ海峡問題で依然として隔たりがあると述べていた。(了)

 

出典元:The Guardian:Middle East crisis live: Iran reportedly rejects US peace talks; Trump says marines took custody of an Iranian-flagged vessel(4/19)

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