Switch news

知っておきたい世界のニュース

米・イスラエルの攻撃により、イランで186人の学生や教師が死亡

米・イスラエルの攻撃により、イランで186人の学生や教師が死亡
X_Al Jazeera English

アメリカ軍とイスラエル軍は3月5日も、イランへの攻撃を続け、甚大な被害が出ている。

 

イラン国内で1230人が死亡

 

アメリカ中央軍のブラッド・クーパー司令官は5日、過去72時間でイラン国内の約200カ所の標的を攻撃し、またイラン軍の艦艇30隻以上を撃沈したと明らかにした。

 

攻撃されたイラン軍の艦艇の中には、空母とほぼ同じ大きさの無人機運搬船も含まれ、現在炎上中とされている。

 

イスラエル国防軍(IDF)も5日、空軍がイラン全土で「200カ所以上の標的への一連の攻撃を実施した」と述べた。下は3月3日の攻撃時の映像。

 

 

イランの殉教者・退役軍人問題財団は3月5日、アメリカ軍とイスラエル軍の攻撃により、1230人が死亡したと発表した。

 

一方、イラン側もイスラエルや中東地域へ報復攻撃をし続けており、イスラエルでは5日、数百万人が防空壕へ避難したという。

 

またイラン側は、ペルシャ湾北部で、アメリカの石油タンカーを攻撃し、炎上させたと主張している。

 

20の教育施設が損壊または全壊

 

これまでアメリカ軍やイスラエル軍は、イランの軍事インフラや政府施設を標的にしていると主張してきたが、実際には学校や病院、民間施設なども被害を受けている。

 

イラン教育省は3月4日、声明を発表し、アメリカとイスラエルの攻撃が始まって以来、イラン国内で、生徒と教師合わせて186人が死亡、114人が負傷したと発表した。

 

この死者のうち168人は南部のミナブにある女子校、Shajare Tayyiba小学校の生徒たちだが、他の地域でも犠牲者が出ており、イラン教育省は約20の教育施設が損壊または全壊したと明らかにしている。

 

また世界保健機関(WHO)も3月5日、米・イスラエル合同軍事作戦の中で、イランの医療インフラへの攻撃が12件以上発生し、医療従事者4人が死亡、25人が負傷したと発表した。

 

イスラエル軍がレバノンへも空爆

 

イスラエル軍は3月5日、レバノンの首都・ベイルート近郊で大規模な空爆を実施。特にベイルート南部のDahiya地区にある、「ヒズボラ」の施設を攻撃したと明らかにした。

 

イスラエル軍は攻撃に先立ち、ベイルート南部の住民、50万人に対し避難警告を発しており、これにより住民はパニックに陥って、道路も激しい渋滞を引き起こした。

 

レバノン保健省によると、イスラエル軍の攻撃により、3月2日以降、少なくとも123人が死亡、683人が負傷したという。

 

 

このような状況の中、アメリカ議会上院は4日、トランプ大統領がイランに対して軍事行動を取る際に議会の承認を義務付ける「戦争権限制限法」の決議案を、反対53票・賛成47票で否決した。

 

また5日には、議会下院も「戦争権限制限法」を否決。これにより、トランプ大統領がイラン攻撃を継続できる道を開いた。(了)

 

出典元:The Guardian:Middle East crisis live: Israeli military begins strikes on Beirut suburbs; Trump demands say in choosing Iran’s next supreme leader(3/5)

出典元:ABC News:At least 186 students, teachers allegedly killed in Iran as organizations call for investigation(3/5)

記事が気に入ったら
Switch Newsをフォローしよう!


Return Top