米・イスラエルの攻撃により、イラン国内で民間人1300人以上が死亡

アメリカ軍とイスラエル軍は3月6日も、イランに対し激しい攻撃を加え、数多くの民間人を殺害した。
民間施設を意図的に攻撃か?
イラン政府は、ほぼ全面的にインターネットを遮断しているため、国内から発信される情報は断片的で、検証が困難だが、6日夜には首都テヘランで、これまでで最も激しい攻撃が行われたという。
テヘランの住民は、6日間の戦争の中で、最悪の爆撃だったと述べているそうだ。
イランの国連大使であるAmir Saeid Iravani氏は6日、ニューヨークにある国連本部で記者団に対し、アメリカ軍とイスラエル軍による攻撃で、これまでに少なくとも1332人の民間人が死亡し、さらに数千人が負傷したと述べた。
またIravani氏は、アメリカ軍とイスラエル軍が「人口密集地域」や学校、医療施設、レクリエーション施設、スポーツ施設などのインフラを「意図的に」標的とした「無差別」攻撃を行ったと非難した。
民間施設を狙うことは、明白な戦争犯罪であり、人道に対する罪に当たる。
その上でIravani氏は、国連安全保障理事会に対し「今すぐ、遅滞なく行動する」よう警告。「行動を起こさなければ、壊滅的な結果を招くだろう。今日、イランが攻撃対象だ。明日は、どの国連加盟国が攻撃対象になるか分からない」と述べたという。
A video has been released showing huge explosions near Tehran’s Azadi Tower. The US and Israel are continuing to target locations across Iran as the war enters its seventh day. pic.twitter.com/8udmKdbaMm
— Al Jazeera English (@AJEnglish) March 6, 2026
Video showing the moment a missile struck next to a boys’ school in Iran’s Qazvin, causing panic amongst students and staff, has been released by IRGC-affiliated media.
Iran blamed the attack, which reportedly took place during the first day of the war, on the US and Israel. pic.twitter.com/o6ho48Bc75
— Al Jazeera English (@AJEnglish) March 6, 2026
A school in Tehran has been struck in US-Israeli attacks, according to Iranian Ministry of Foreign Affairs spokesperson Esmaeil Baghaei.
Baghaei shared a video purportedly showing the aftermath without elaborating on the circumstances or the number of casualties. pic.twitter.com/TPZ42Xfcgv
— Al Jazeera English (@AJEnglish) March 6, 2026
一方、アメリカのトランプ大統領はSNSに、「無条件降伏」以外、イランとの合意はないだろうと投稿。「無条件降伏」の後、「受け入れ可能な指導者」の選出が行われると主張した。
トランプ氏は、ベネズエラで行ったように、イランの次期指導者の任命に自身が「関与」すると述べ、暗殺されたアヤトラの息子、モジタバ・ハメネイ氏が父の後を継いで最高指導者になるという考えを、「受け入れられない」と否定している。
レバノンでは217人が死亡
一方、イスラエル軍は、レバノンのシーア派武装組織「ヒズボラ」を標的とした攻撃を続けており、6日にも首都・ベイルート南部のダヒエ地区や、レバノン南部の複数の町に対して、さらなる空爆を実施した。
国連によると、レバノン国内では約10万人が避難を余儀なくされており、レバノンの保健省によれば、3月2日以降、イスラエル軍による攻撃で、これまでに217人が死亡したという。
またイスラエル軍は6日早朝、レバノン南部の国連施設を攻撃。これにより、国連平和維持活動に従事していたガーナ人兵士2人が重傷を負った。
フランスのマクロン大統領は6日、レバノン南部の国連施設へのイスラエルの攻撃を非難。「レバノン駐留の国連軍は、南レバノンの安定達成に不可欠な役割を果たしており、本日、国連軍の隊員を標的とした容認できない攻撃を強く非難する」と述べた。
「ホルムズ海峡は閉鎖していない」
一方、イラン軍の報道官は6日、国営テレビに対し、ホルムズ海峡を封鎖する予定はないものの、イスラエルまたはアメリカに属する船舶は攻撃対象にすると表明した。
ニューヨーク・タイムズ紙の分析によると、イランへの攻撃が2月28日に始まって以来、5隻のタンカーが攻撃を受けているという。
その結果、ホルムズ海峡の通航量が激減し、エネルギー製品の供給が途絶え、原油価格は1バレル90ドルを超えている。
国連のアントニオ・グテーレス事務総長は「X」への投稿で、「この違法な攻撃は、誰にも制御できないほど負のスパイラルに陥る可能性がある」と警告。各国に対し、「戦闘を停止し、真剣な外交交渉を開始する」よう呼びかけた。(了)
出典元:The Guardian:Middle East crisis live: Israel bombs Tehran and Beirut as Iran warns Europe to stay out of conflict or face ‘retaliation’(3/6)


























