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トランプ政権、イランが敗北を受け入れなければ「地獄を解き放つ」と脅迫

トランプ政権、イランが敗北を受け入れなければ「地獄を解き放つ」と脅迫
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アメリカ政府は、イランに対し15項目からなる和平案を送付すると同時に、受け入れるよう迫った。

 

「これまで以上に厳しい報復」

 

イランのアッバス・アラグチ外相は3月25日、最高指導部が15項目の和平案を検討中であるとしながらも、アメリカ政府と協議する予定はないと明らかにした。

 

そんな中、ホワイトハウスのリービット報道官は、イランが軍事的な敗北を受け入れなければトランプ大統領が「地獄を解き放つ」覚悟だと警告。トランプ大統領は平和的な道を望んでいるものの、必要であれば「これまで以上に厳しい報復」を行う用意があると述べた。

 

 

トランプ大統領は25日、イランが「交渉に応じており、合意を強く望んでいる」としながらも、イラン側のリーダーが「自国民に殺されるのではないかとの考えから、それを言い出すのを恐れている。我々に殺害されることへの恐怖感もある」との認識を示した。

 

またアメリカの国防総省の高官は、中東に2500人の部隊を派遣すると明らかにした。

 

米・イスラエルがイラン全土に空爆

 

一方、アメリカ軍とイスラエル軍の攻撃は続けられており、25日にはイラン南西部の都市、シーラーズやラメルド空港、中部のイスファハン、北部のカラジ、南部のホルムズ海峡付近にあるバンダルアッバース、北東部のマシュハド、東部のタイバッドなどの各都市を空爆した。下は軍事目標ではなく、イスファハンの市場が空爆された後の様子。

 

 

またアメリカ軍とイスラエル軍は、イラン南西部にあるブーシェフル原子力発電所へ2度目の攻撃を行ったとされ、ロシア政府は職員を施設から避難させたと明らかにした。

 

 

イラン側もイスラエルや中東地域にあるアメリカ軍基地などを攻撃しており、クウェート空港では、イランのドローンによる攻撃を受け、燃料タンクが炎上したという。

 

 

イラン側は、イスラエルの南部のディモナと、北部のハイファにある発電施設を攻撃したとし、SNSにも爆発する様子が投稿されている。

 

 

イスラエル保健省によると、イランとの戦争開始以来、5165人が負傷して病院に搬送され、106人が現在も治療を受けているという。

 

またイラン軍は、巡航ミサイルでアメリカ海軍の空母「エイブラハム・リンカーン」を攻撃したと発表。周辺海域で、移動を余儀なくされたと主張した。

 

しかしその後、アメリカ中央軍は「エイブラハム・リンカーン」が損傷しておらず、今後もこの海域に留まり、作戦を継続すると明らかにした。

 

ガザ地区中部でテントを空爆

 

イスラエル軍は、停戦中であるにも関わらず、ガザ地区中部のDeir el-Balah,を空爆し、多数のパレスチナ人が殺害された。

 

下の動画には、避難しているパレスチナ人のテントに爆弾が投下され、激しく爆発する様子が映っている。ガザ地区では停戦期間中にも、すでに約680人がイスラエル軍によって、殺害された。

 

 

またイスラエルの国連大使は、イランのミサイルが「ロンドンやパリのような首都に到達する可能性がある」と警告し、イランがヨーロッパの都市にとって脅威であると主張した。

 

国連の国際海事機関(IMO)は、ホルムズ海峡の状況は世界の海運業界にとって「非常に困難な課題」だとし、「約2000隻の船舶が航行できず、2万人の船員が海峡内に取り残されている」と明らかにした。(了)

 

出典元:Aljazeera:Iran war updates: Tehran says no talks as Trump threatens to ‘hit harder’(3/25)

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