「トランプ大統領の無責任な戦争が、経済に影響」ドイツの財務大臣が批判

ドイツの財務大臣は5月7日、世界や国内経済への悪影響は、アメリカの大統領の責任だと明言した。
「イランとの無責任な戦争」
ドイツのLars Klingbeil財務大臣は、トランプ大統領のイランにおける行動が、「世界的なエネルギーショック」を引き起こしたと発言した。
その上でKlingbeil財務大臣は、トランプ大統領による「イランとの無責任な戦争」が、ドイツの税収見通しの大幅な減少の原因だと非難したという。
ドイツ政府は、2026年から2030年までの税収見通しを、約700億ユーロ(約12.8兆円)削減されると下方修正していた。
Klingbeil財務大臣は「この下方修正は、イラン戦争がドイツ経済に、どれほど大きな打撃を与えているかを示している」と指摘した。
ドイツのメルツ首相も戦争を批判
ドイツのメルツ首相は就任から1年間、トランプ大統領の政策が、伝統的に緊密だったアメリカとヨーロッパの関係を変えてしまったと、度々指摘してきたという。
メルツ首相は今年2月にも、「欧米間に深い溝が生じた」と述べていたが、同時に欧米関係の緊張緩和を図るため、1年の間に2度もホワイトハウスを訪問してきた。
しかし、2月28日にアメリカとイスラエルが、イランに対して戦争を開始。ドイツ政府も、他のヨーロッパ諸国と同様に、この戦争を批判してきた。
そして先月、ドイツのメルツ首相は、イラン戦争について「アメリカには、明らかに戦略がない」とし、「どのような戦略的撤退策を取るつもりなのか、見当がつかない」と疑問を呈した。
また学生たちへの演説で「イランは明らかに、交渉に非常に長けている。いや、むしろ交渉しないことに非常に長けている。アメリカの交渉団をイスラマバードに派遣し、何の成果も得られずに帰らせたのだから」と述べていた。(了)
出典元:BBC:Trump’s ‘irresponsible war’ to blame for economic slowdown, German minister says(5/7)

























