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ゼレンスキー大統領、プーチン大統領に書簡を送り、直接会談を呼びかける

ゼレンスキー大統領、プーチン大統領に書簡を送り、直接会談を呼びかける
X_Mario Nawfal

ウクライナのゼレンスキー大統領は6月4日、ロシアのプーチン大統領宛てに公開書簡を送り、直接会談を呼びかけたことを明らかにした。

 

初めてプーチン大統領に書簡

 

このような書簡は、ロシアが2022年にウクライナへ侵攻を開始して以来、ゼレンスキー大統領がプーチン大統領に直接宛てた初めてのものとなる。

 

手紙の中でゼレンスキー大統領は、ヨーロッパでの戦争が再びアメリカの注目を集めるまで、「ただ待つのは間違いだ」と述べ、平和はウクライナとロシアの「直接対話」によってのみ実現すると訴えたという。

 

書簡の調子は挑発的で、嘲笑的ですらあり、ウクライナによるロシア領土への最近の攻撃にも言及していたそうだ。

 

またゼレンスキー大統領は手紙において、プーチン大統領が「26年間も政権を握っており、年齢による影響が表れ始めている」と指摘。しかし書簡には、次のようにも書かれていたという。

 

「ウクライナは、我々とあなた方との直接対話を通じて、この戦争を終結させることを提案します。会談を提案します」

 

ロシア側はこの書簡を受け取ったことを確認し、プーチン大統領に内容を報告すると明らかにした。

 

米下院、ウクライナ支援の法案を可決

 

一方、アメリカ議会の下院では6月4日、ウクライナへの約20億ドルの支援とロシアへの新たな制裁措置を含めた法案を、賛成226票、反対195票で可決し、上院に送致したという。

 

この法案は民主党議員が主導して提案したもので、共和党の指導部は全面的に反対していたという。

 

しかし投票では共和党議員18人が指導部に逆らい、法案への賛成票を投じ、可決された。

 

この法案には、ウクライナへの18億ドル(約2900億円)の支援や、ロシアの石油・ガス産業に対する制裁も含まれているという。またロシアと取引を行う金融機関への規制の強化もあり、トランプ大統領が今年初めに承認した制裁免除措置を撤廃する内容となっている。

 

共和党のマイケル・マッコール下院議員は採決後、「今日の超党派による採決は、ウクライナへの支持を表明する強いメッセージであり、プーチン大統領に対し、ロシアの専制政治への反対を明確に示すものだ」と述べた。

 

ただ、この法案は上院で厳しい道のりを歩むことになると見られ、トランプ大統領の承認を得るため、あるいは拒否権行使を阻止するためには、60名の上院議員の支持が必要とされている。(了)

 

出典元:BBC:Zelensky proposes face-to-face talks in open letter to Putin(6/4)

出典元:ABC News:Several Republicans vote with Democrats to pass Ukraine aid, Russia sanctions package(6/5)

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