中国に登場した飼犬シェアプラットフォームに、賛否の声

ペット、特に犬を飼うことは、心の癒しやストレス軽減に繋がり、暮らしの幸福度をアップすると言われている。しかし、動物を飼う責任を負いたくない人もいるだろう。
そんな人のために、自分で飼わずに、時間単位で犬を借りるサービスが中国に登場している。ペット共有プラットフォームの「汪歩」(ワンフー/中国語で犬の散歩の意)だ。
他人の飼い犬をレンタルできる
同プラットフォームは、昨年3月に飼い犬シェアリングサービス開始を発表。北京、上海、深圳などの主要都市で、既に運用されている。手続きの簡単さが、飼い主側にも、借りる側にも好評のようだ。
飼い主もレンタル希望者も、まず、本人認証を行って「汪歩」に登録する。飼い主は、写真付きの犬のプロフィールをアップロードし、レンタル希望者はそれを見て飼い主と直接、受け渡しや返却の詳細を調整する。料金は犬の品種やレンタル時間によって変わるが、通常は1時間10元~60元(約230円~1400円)となっている。
また、散歩は犬が慣れているエリアに限定され、レンタル中は飼い主がリアルタイムで位置情報を確認できる。万一の事故に備えて、「汪歩」が、登録されている犬にペット保険をかけているとのこと。
反応は賛否両方
メディアによればこのサービス、良くも悪くも注目を集めている。犬との手軽な触れ合いを歓迎している人は、当然ながら多くいるという。また、犬を手放したいと思う飼い主が里親探しの一環として使えるという意見もあるそうだ。一方で、動物愛護の観点から懸念の声も上がっているらしい。
批判的な意見の代表としては、「頻繁に異なる人に扱われ、環境、日課が変わることは、犬に感情的ストレスを与える」というものがある。加えて、愛すべきペットを金銭目的で貸し出すことの倫理についても、疑問が呈されている。(了)
出典元:Odditycentral:Controversial Dog Rental Platform Allows Dog Owners to Lease Their Pets to Strangers by the Hour(6/30)
出典元:South China Morning Post:New China dog rental trend draws warnings of animal stress from frequent handler changes(6/23)


























