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フォロワー150万人超の人気犬「鋤頭」、盗難後に数千円で売られて食肉処理

フォロワー150万人超の人気犬「鋤頭」、盗難後に数千円で売られて食肉処理
Douyin

中国のSNSで人気のボーダーコリー「鋤頭(チュートウ)」が盗まれ、食肉として処理されていたことが明らかとなった。鋤頭は旅行系インフルエンサーの愛犬で、中国の動画投稿アプリ「Douyin」で150万人以上のフォロワーを持つ人気犬だったが、食肉店にたった数千円で売られたと報道されている。

 

海外旅行中に失踪、監視映像で連れ去りが判明

 

中国・河南省の旅行系インフルエンサーの男性・郭(Guo)氏。彼がジョージアで単独旅行中だった5月11日、飼っていたボーダーコリー「鋤頭(Chutou)」が姿を消した。

 

異変に気づいたのは父親だった。鋤頭の姿が見当たらず監視カメラを確認したところ、2人組が電動バイクで犬を連れ去る様子が確認されたという。

 

鋤頭は抖音(Douyin)で150万人以上のフォロワーを持つ人気犬。雪山から砂漠まで各地を旅する様子が注目を集めていた。

 

「犬は食肉店に売った」と告げられる

 

郭氏は旅を切り上げて帰国し、捜索を続けた結果、5月26日に盗難を疑われる男を突き止めた。郭氏は鋤頭がまだ生きている可能性にかけ、「1万元(約21万円)を支払うので返してほしい」と持ちかけた。しかし、男は鋤頭を「野良犬だと思った」と主張し、すでに180元(約3,800円)で犬肉料理店に売ったと説明した。

 

郭氏に対して男は、「犬は死んだ。大げさに騒ぐな。法律違反ではない」と述べ、謝罪もしなかったという。郭氏が店を訪れ、せめて残っている毛だけでも返してほしいと求めたが、店側は「すでにゴミとして捨てた」と答えた。

 

弱いペット保護制度が浮き彫りに

 

郭氏は警察に被害を届け出ており、鋤頭の市場価値を示す資料も提出。現地報道によると、窃盗事件として立件されるには一般に2000元(約4万2,000円)以上の財産価値が一つの目安になるとされており、弁護士は鋤頭の価値が認められれば刑事事件として扱われる可能性があると指摘する。

 

一方で、ペットの「感情的価値」や「インフルエンサーとしての商業価値」は賠償の根拠として認められにくいとされる。

 

郭氏はDouyinで「許せない」と心境を語り、鋤頭の死に涙する動画を投稿した。

 

TikTok_AsiaOne

 

現在、河南省商丘市寧陵県公安局が行政案件として調査を進めている。この事件は中国国内で大きな反響を呼び、ペットを財産として扱う現行制度のあり方についても議論を呼んでいる。(了)

 

出典元:ASIA ONE「Celebrity China dog with 1.5 million followers stolen, sold to restaurant for $34 and eaten」(6/3)

出典元:South China Morning Post「China celebrity dog stolen, sold for US$25 and eaten; owner sues, stymied by weak pet laws」(6/3)

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