女優のスーザン・サランドン、パレスチナへの支持で仕事が減少、ベネチア映画祭で発言

アメリカ人女優のスーザン・サランドンさんは先日、ベネチア国際映画祭に出席し、仕事の状況などを説明した。
「世論は完全に変わった」
出演作『エコー・チェンバー』のプロモーションのため、ベネチア国際映画祭に出席したサランドンさんは記者会見で、アメリカの映画業界の一部が、パレスチナ支持を理由に、依然として彼女の起用を避けているとし、次のように語った。
「パレスチナの歴史的意義、シオニストとアメリカ、そしてアメリカの政治との関係という点で、世論は完全に変わったと思います。アメリカがイスラエルにどれだけの資金を提供しているかは、多くの人にとって大きな衝撃でした。誰もそのことを、本当に理解していなかったのです」
実際、最近のアメリカの世論調査では、2023年のガザ戦争開始以来、イスラエルへの支持は減少し、パレスチナ人への同情が高まっていることが示されている。
Susan Sarandon says some agencies still have her blacklisted and are telling filmmakers not to hire her following her vocal support for Palestine. pic.twitter.com/4HFmXHXsBb
— Film Updates (@FilmUpdates) September 6, 2026
パレスチナ支持を表明し、契約解除
『デッドマン・ウォーキング』でアカデミー主演女優賞を受賞したサランドン氏は、『ロッキー・ホラー・ショー』や『ブル・ダーラム』、『テルマ&ルイーズ』などの作品で名を馳せた。
しかし彼女は、イスラエルによるガザ侵攻の直後、親パレスチナの集会に参加し、支持を表明したことから、長年所属していたタレントエージェンシー「UTA」から2023年に契約を解除された。
サランドンさんは、ベネチア映画祭の記者会見で、次のように語った。
「最近も、私を起用しないようにとエージェントが指示しているせいで、出演予定だった映画が取り消されてしまうことがありました。それが権力構造なんです。でも、人々の間では、特に国際的には、私は歓迎されていると感じています」
また彼女は、イスラエルを公然と批判する人物を起用することへの抵抗は、特に大手スタジオの間で根強いとし、他の俳優も起用されていない例があると指摘している。
しかし今回、『エコー・チェンバー』でサランドンさんは、カムバックするためにアルバムを制作する老歌手を演じており、起用してくれたアンドレア・パラオロ監督に対し、感謝の言葉を述べた。
またサランドンさんは記者会見で「私は家族を見つけ、仲間を見つけたので、私は大丈夫です」と述べ、会場では大きな拍手が沸き起こったという。(了)
出典元:Reuters:Sarandon says she still loses movie roles over support for Palestinians(9/6)


























