覆面集団が高校の出入口を封鎖して放火 生徒や職員、記者らが校内に閉じ込められる

高校生による抗議活動が続くフランス。パリ13区にあるニコラ=ルイ・ヴォークラン職業高校では10月5日、覆面集団が出入口を封鎖して放火し、侵入を試みる事態が発生した。
当時の校内には、生徒約100人と教職員、RTLの記者らがいたと報じられている。
覆面集団による侵入未遂
10月5日の午前8時前、高校前に覆面集団が現れ、校内への侵入を試みたという。カロル・ゼルビブ校長によれば、覆面やマスクで顔を隠した10人ほどの集団は、ごみ箱や可燃物を持ち込んでいたとのこと。
さらに、集団はごみ箱などを出入口に投げて放火。ガラス扉を杖などで激しく叩き、侵入を試みたとされる。
▼当時の様子
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出入口が封鎖され、「外に出られなかった」と生徒は証言している。学校側が警察へ通報し、警察などの治安部隊が介入。最初の侵入未遂はいったん収まった。
しかし、その後も侵入未遂は計3回発生したという。
機動隊が配置される
学校側は、生徒と教職員の安全確保を最優先し、授業のために登校していた約100人の生徒らは校内に待機。現場には約20人の教員もおり、その一人は「普段から特に不安を感じやすい性格でなくても、やはり怖い」と証言している。
午前9時45分ごろには、フランス共和国保安機動隊(CRS)が現場周辺を警戒する中、校内に待機していた生徒や教職員が学校から避難した。負傷者は確認されていない。学校は一時閉鎖され、授業は終日中止となった。
カロル・ゼルビブ校長は、20年間にわたり学校運営に携わる中で、暴力行為や高校生による抗議活動を経験してきたものの、今回のような暴力や、教育機関、そして国家を代表する当局者への反発は経験したことがないと語っている。
また、教育当局の支援を受けながら対応が進められており、希望者には心理的支援が提供される予定とのこと。
6人を拘束、捜査は継続中
一部の報道では、今回の件で6人が身柄を拘束されたと報じている。警察は放火・器物損壊・侵入未遂などについて捜査中だ。
学校側は校舎への出入りや施設の安全を確認し、通常の授業再開に向けて対応を進めるとしている。(了)
出典元:La Clé Publique:Au lycée Vauquelin, une matinée de tension avant la reprise des cours(10/5)
出典元:Le Dauphiné Libéré:Social. Blocus des lycées : après le drame de Lens, lycéens et syndicats se préparent à un acte III sous tension(10/5)

























