「操縦席のスクリーンが消えました!」パイロットのアナウンスに乗客もびっくり
アメリカで機内のコックピットにあるスクリーンが反応しなくなり、旅客機が緊急着陸する事態となった。
テキサス州へ向かう途中にトラブル
その旅客機とは、ユナイテッド航空の4390便だ。
この便は先週の火曜日、テネシー州の街、Knoxvilleにある空港から、テキサス州のヒューストンに向けて飛び立ったという。
しかし飛行中に、機械的なトラブルが発生。パイロットが乗客に向け、「コックピットの2つのスクリーンが機能しなくなりました」とアナウンスしたそうだ。
United 4390 lost their screens in the cockpit pic.twitter.com/vliOVotLWW
— Rodney D. Giles (@rodneygiles) 2019年4月5日
「スクリーンの背後が熱くなっている」
このアナウンスに乗客らはびっくり。ツイッターユーザーのRodney D. Gilesさんは、パイロットのアナウンスを動画で録音して投稿した。
さらにパイロットは「このまま飛行を続ければ、私たちは全てを失います。というのも(機械の)冷却が十分ではないからです。スクリーンの背後が、恐ろしく熱くなっています」と述べたとか。
このため旅客機は途中にある、テキサス州ダラスのFort Worth国際空港へ緊急着陸したという。
機体は安全に着陸し、その後乗客らは他の便を予約し、再びヒューストンへ向かったと見られている。
それにしても「スクリーンが消える」とは、確かに聞いた乗客は本当に恐ろしかったに違いない。(了)
出典元:ABC News:United Airlines flight diverted to Texas airport after cockpit screens went blank(4/5)
出典元:FOX NEWS:‘Flying blind’: United Express flight diverts to Houston when pair of cockpit screens go blank(4/6)