ロックスさんらは24時間体制で運転し、交代でハンドルを握りながら、ウクライナの様々な検問所を通過し、3月19日に動物園に到着。
すでにライオンの「シンバ」はケージに入れられ、オオカミの「アキーラ」は獣医が鎮静剤を与えてから、別のコンテナに入れられたそうだ。
そしてロックスさんらは通訳を介して、ウクライナ人のクレーン運転手とコミュニケーションをとり、なんとかケージを車の荷台に積みこむことができたという。
そして空襲のサイレンが鳴り響き、外出禁止令が始まるまで35分しかない中で、警察のエスコートを受けながら、街を出発することができたという。
途中、ウクライナ側の検問では、運んでいるものを聞かれ「ライオン」と答えたが、守衛から「こんな時に冗談を言っている場合ではない」と言われたとか。
そこでロックスさんらは、実際に守衛にライオンを見せて納得してもらい、通過することができたという。(了)
出典元:METRO:Brits drive lion and wolf out of Ukraine in minibus on 1,200-mile rescue mission(3/21)