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「ゲームで死ねば自分も死ぬ…」人間を殺せるVRヘッドセットを開発か?

「ゲームで死ねば自分も死ぬ…」人間を殺せるVRヘッドセットを開発か?
THE BLOG OF PALMER LUCKEY

ある開発者が、装着した人間を殺せるVR(バーチャルリアリティ)のヘッドセット(ゴーグルやマイク、イヤホンなどがセットになったもの)を作り上げたと主張している。

 

ユーザーの脳を瞬時に破壊する

 

その開発者とは、パルマー・ラッキー(Palmer Luckey)氏(30)だ。

 

彼によれば、開発した「NerveGear」のヘッドセットは、誰かがそれを使っているゲームやバーチャルリアリティの体験中に死んだら、現実でも死ぬように設計されているという。

 

このヘッドセットには、バイザーの上に配置された3つの爆発チャージモジュールが装備されているそうだ。

 

このため、バーチャルリアリティのゲームなどを体験中に、死亡した場合、このモジュールが起動し、「ユーザーの脳を瞬時に破壊する」ようにプログラムすることが可能になっているという。

 

VR企業「Oculus」を設立

 

ラッキー氏は、VR企業「Oculus」を設立し、2014年には自分の会社をフェイスブックに20億ドル(約3000億ドル)で売却した人物だ。

 

その後、フェイスブックはMetaと改名。「Oculus」のヘッドセットを使って、メタバースへ進出することになる。

 

ラッキー氏は5年前に「Oculus」を去って以来、主流のVRゲーム開発から手を引いており、「NerveGear」もまだ個人的なプロジェクトの段階だという。

 

まだ自分でも試していない

 

人を殺せるヘッドセットは、今のところ純粋に展示用モデルとして作られただけで、実際にメタバースに組み込まれているわけではない。

 

しかも現在の状態では「さまざまな不具合が発生し、誤ったタイミングでユーザーを死なせてしまう可能性がある」という。そのため当然のことながら、ラッキー氏自身も、まだ試していないそうだ。

 

ラッキー氏は、『ソードアート・オンライン』というアニメに触発され、このヘッドセットを開発したと認めている。(了)

 

出典元:Sky News:Oculus creator Palmer Luckey says his new virtual reality headset can actually kill you(11/8)

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