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オーストラリアの川に、再び水が流れ始め、その瞬間の映像が撮影された。

3月6日、再び水が流れ始める

再び水が戻ったのは、西オーストラリア州の北部の街、Walkawayを流れている Greenough川だ。

この川は全長が340km、以前は水がインド洋に注がれていたが、2018年以来干上がり、川底には木の枝や泥などが溜まり、不毛な状態が続いていたという。

しかし3月6日には、3年ぶりに川に水が戻り、その様子が地元の住民らによって撮影された。

3月初旬に降った豪雨が原因

川に水が戻ったのは3月初めに、州の北部で降り続いた豪雨の影響だと考えられている。

実際に3月2日には24時間の降雨量が約62mmに達し、3月5日にも豪雨が降り、乗用車に乗っていた若者が流され、救助されるほどだったという。

もっとも川に水が流れる瞬間は決して美しいものではない。木の枝や泥、瓦礫などで水は茶色に濁っている。

しかし撮影された動画には、川に再び水が戻ったことを喜ぶ声も録音され、また投稿した人も「川が再び、大きく流れ出るのを見るのは素晴らしかった」とコメントしている。（了）

出典元：MailOnline：Life flows downstream: Amazing moment water runs down the bed of a parched outback river for the first time in THREE YEARS(3/15)