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“白人の虐殺”を唱え解雇された大学教授、なぜか再就職に成功

“白人の虐殺”を唱え解雇された大学教授、なぜか再就職に成功
Twitter/Ken Kirk (DocReefer)

アメリカ・ペンシルバニア州のドレクセル大学元教授で、以前ツイッターに“白人の虐殺”を唱えて解雇となった男が再就職に成功し、話題となっている。

 

“クリスマスに望むのは白人の虐殺”

 

ドレクセル大学元教授のGeorge Ciccariello-Maherは、2016年のクリスマス・イブにツイッター上で「クリスマスに私が望むのは白人を虐殺することだ」と投稿。

 

この“白人の虐殺”を謳う投稿の後、Ciccariello-Maherはドレクセル大学から辞職することになったことをも投稿している。

 

 

この中で男は先の投稿を深く後悔する様子はなく、表現は皮肉であったと弁解。さらに“右翼や白人至上主義者、インターネット上の暴徒”による殺害の脅威に晒されているため、辞職を強要されている、として意義をも唱えている。

辞職後も過激な投稿はおさまらず

 

ドレクセル大学からの辞職の後も、Ciccariello-Maherは自らの主張をツイッター上で次々と投稿。

 

「我々は戦争の最中にあり、大学教育はその戦争の重要な最前線だ」とし、「これこそ右翼が言論の自由という皮を被った挑発と共に、キャンパスを標的に据えている理由だ」と持論を展開している。

 

Ciccariello-Maherは、白人国家主義者らが学校教育において、密かに自らの主張を強要しているとする投稿などをもリツイートしている。

 

 

なぜか辞職後すぐに再就職に成功

 

しかしそのような数々の過激な投稿にも関わらず、Ciccariello-Maherは今年に入ってさっそく再就職先を見つけたという。

 

 

先週のフェイスブックへの投稿によると、Ciccariello-Maherはニューヨーク大学のHemispheric Institute of Performance and Politicsで客員研究員として採用されたとのことだ。

 

不適切な投稿によって辞職を余儀なくされた男が、再び問題を起こすことなく勤務し続けることができるのか、気になるところである。(了)

 

出典元:Washington Times:Professor who called for ‘white genocide’ says he’s been named visiting scholar at NYU(1/4)

出典元:Townhall:Professor Who Wanted ‘White Genocide’ Just Got Hired Again(1/5)

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