X_Jotam Confino

イスラエル領土内で、イランのミサイルの残骸が見つかったのだが、それがあまりにも大きいと注目を集めている。

「フェイクニュースだと思った」

4月13日、イランは領事館への攻撃の報復として、初めてイスラエル国内に向かって多数のドローンや、巡航・弾道ミサイルを発射した。

その後、イスラエル国内の死海付近や他のエリアでは、イラン製の弾道ミサイルの残骸が見つかり、あまりの大きさに多くの人を驚かせたという。

実際、イスラエル軍の報道官であるピーター・ラーナー氏も、当初はミサイルが本物とは思えず、「フェイクニュースだと思った」とSky Newsに語ったそうだ。

Remains of an Iranian missile that landed near the Dead Sea in Israel. pic.twitter.com/uJSJjq34N3

— Jotam Confino (@mrconfino) April 16, 2024

Today, @mattgutmanabc is in Southern Israel, where an Iranian missile has just been fished out of the Dead Sea after it was knocked out of the sky by Israeli air defense. #RightHereRightNow https://t.co/BShzSPcK3q pic.twitter.com/uhUUkfXrUt

— ABC News Live (@ABCNewsLive) April 16, 2024

弾道ミサイル「エマード」の残骸

海岸付近にあるイスラエルの軍事基地では、迎撃された弾道ミサイル「エマード」の残骸が見つかったという。

発見されたミサイルの残骸は全長11mだが、弾頭が小型自動車ほどの大きさであれば、発射時にはさらに大きくなっていたと考えられている。

このミサイルの射程は1マイル（約1600km）とされ、0.5トンの爆発物を積載でき、目標への命中精度は10m前後とされている。（別のデータもある）

13日には、このミサイルがイスラエルに向かって、数十発も発射されたという。

そしてもし、これらの弾道ミサイルのいずれかが、イスラエル国内の人口密集地に到達したとしたら、壊滅的な被害が出たと考えられている。（了）

出典元：Sky News：Seeing Iranian missile fuel tank up close makes claims that attack on Israel was symbolic seem absurd(4/16)