トランプ大統領、「プロジェクト・フリーダム」作戦を実施、イラン海軍と交戦か?

アメリカのトランプ大統領は5月4日、ホルムズ海峡を船舶が安全に航行できるようにするため、「プロジェクト・フリーダム」作戦を実施するよう命じた。
米軍の艦艇にミサイルを発射
「プロジェクト・フリーダム」作戦とは、アメリカ軍の艦艇が、ホルムズ海峡から船舶を安全に誘導するため、支援するものとされている。
しかしイラン側は、停戦協定違反だとし、ホルムズ海峡に接近したアメリカ軍艦艇に対して、攻撃を行うと警告していた。
その後、イラン軍はアメリカ海軍の駆逐艦がホルムズ海峡付近で警告を無視したため、ミサイルとロケット弾を発射したと明らかにした。
イランの国営メディアは、イラン海軍の停止警告を無視したため、ホルムズ海峡でアメリカ軍のフリゲート艦にミサイル2発が着弾したと報じた。
一方、アメリカ軍は、艦艇へのミサイルの被弾はなかったと否定している。
またアメリカ軍は、商船の航行を妨害しようとしたイラン軍の小型船舶6隻を撃沈したと発表。イラン側は、この主張を否定している。
商船がホルムズ海峡を通過か?
イラン革命防衛隊(IRGC)は、アメリカ軍の艦艇がホルムズ海峡に進入するのを「断固とした迅速な警告」で阻止したと発表。
一方、アメリカ中央軍(CENTCOM)は、アメリカ船籍の商船2隻が「ホルムズ海峡を無事通過し、航路を安全に進んでいる」と発表した。
またアメリカ中央軍は声明の中で、ミサイル駆逐艦を配備し、商船の航行再開に向けた取り組みを積極的に支援しているアメリカ軍部隊の、安全な航行を確保したと述べた。
イラン革命防衛隊は、商船2隻がホルムズ海峡を通過したという、アメリカ側の主張を否定。
しかしデンマークの海運会社「Maersk」は、アメリカ船籍の自動車運搬船「アライアンス・フェアファックス」号が、アメリカ軍の護衛を受けながらホルムズ海峡を通過し、湾岸地域を抜けたと発表した。
UAEがイランのミサイルを迎撃
ただ他の商船はイラン側の標的にされたらしく、アラブ首長国連邦(UAE)は4日、イランがホルムズ海峡で、アブダビ国営石油会社(ADNOC)傘下のタンカーにドローン2機を発射したと明らかにした。
この攻撃により、死傷者は出ていないが、UAEの外務省は「商船を標的にし、ホルムズ海峡を経済的威嚇や脅迫の手段として利用することは、イラン革命防衛隊による海賊行為に当たる」と非難した。
またアラブ首長国連邦の国防省は4日、イランから発射された弾道ミサイル12発、巡航ミサイル3発、ドローン4機を迎撃したと発表した。
この攻撃を受け、UAE国内では、全国の公立・私立学校の生徒と教員を対象に、5月8日までリモート学習を実施すると明らかにした。
韓国の外務省は4日、韓国の海運会社「HMM」の貨物船内で爆発と火災が起きたと発表。「HMM」側は機関室で火災が発生し、原因を調査中であると述べた。イランの攻撃との関連は、明らかになっていない。
アメリカのトランプ大統領は、「プロジェクト・フリーダム」を実施するにあたり、もしアメリカ軍の艦船をイランが攻撃すれば、イランは「地球上から消滅する」と脅迫していた。
しかしアメリカ国内では、もはやアメリカ軍が湾岸地域から撤退し、湾岸諸国にイラン問題の解決を任せるべきだとの意見も出ている。(了)
出典元:Aljazeera:Iran war live: UAE says intercepted missiles, drone sparks fire at oil site(5/4)


























