エボラ出血熱の疑いで、赤十字のボランティア3人が死亡【コンゴ民主共和国】

アフリカのコンゴ民主共和国で、エボラ出血熱が疑われる症状により、赤十字のボランティア3人が死亡した。
遺体の処理中に感染か?
国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)は5月23日、コンゴ民主共和国において、ボランティアの3人が、エボラ出血熱と疑われる病気により亡くなったと明らかにした。
亡くなったのはAlikana Udumusi Augustinさんと、Sezabo Katanaboさん、Ajiko Chandiru Vivianeさんだ。
彼らは、エボラ出血熱流行の中心地とされているIturi州の町、Mongwaluで活動しており、3月27日に患者の遺体の処理中、エボラウイルスに感染したと考えられている。
そして3人は、5月5日から16日の間に亡くなったという。IFRCは23日、「ボランティアの3人が勇気と人道をもって、地域社会に奉仕した後に亡くなった」とSNSに投稿した。
The @IFRC is deeply saddened by the deaths of three volunteers from the Democratic Republic of the Congo Red Cross (DRC) in Mongbwalu branch, Djugu Territory, Ituri Province.
We send our deepest condolences to their families, loved ones and colleagues.
Together with the DRC Red… pic.twitter.com/7EBAcEAIRK
— IFRC (@ifrc) May 23, 2026
遺体からもウイルスが拡散する可能性
専門家は、エボラ出血熱の患者の体液は死後も高い感染力を持つため、遺体からウイルスが拡散する可能性があると警告してきたという。
今回のエボラ出血熱の蔓延は、「Bundibugyo株」によるものとみられ、有効なワクチンは存在せず、感染者の約3分の1が死亡すると考えられている。
すでにコンゴ民主共和国では、170人以上が死亡し、750人以上の感染が疑われているそうだ。
世界保健機関(WHO)は5月22日、コンゴ民主共和国におけるエボラウイルスの公衆衛生上のリスクを、「高」から「非常に高」に引き上げた。
またコンゴ民主共和国の政府は5月23日、「国境を越えた感染拡大」を抑制するため、Ituri州の州都、Bunia発着のすべての航空商業便および民間便の運航を停止させた。
しかしすでに、コンゴ民主共和国の隣国ウガンダは5月23日、新たに3人のエボラ感染者を確認し、感染者総数が5人になったと明らかにした。
またアフリカ疾病予防管理センターは、アフリカ大陸の他の10カ国も感染拡大のリスクにさらされていると警告している。(了)
出典元:BBC:Red Cross volunteers die from suspected Ebola in DR Congo(5/23)

























