TikTok/ms_xbot

今月、米国ネバダ州ラスベガスで開催された世界最大級のテクノロジー展示会「CES（Consumer Electronics Show）2025」。そこで発表された人型AIロボットが、とてもリアルだと海外メディアで話題になっている。

「コンパニオン ロボット」として開発されたそのロボットは、なかなかセクシーな20代女性の姿をしている。本物の人間にはまだ追いついていないが、ある海外メディアは、現時点で「世界で最もリアル」なロボットだと言っている。

高齢男性のコンパニオンとして

開発元のRealbotix社によると、このロボット「メロディ（Melody)」は、淋しさを感じる孤独な高齢男性を救うために作られたそう。豊かな胸や腰のくびれ、やや厚ぼったい扇情的な唇は、高齢であっても内なる若さを失わない男性にアピールするように考えられている。

「最先端の電動モーター技術を採用したメロディは、動きの滑らかさや、ボディのモジュール性、人とのコミュニケーション能力が向上しており、様々な場面で活用できるようになっています」と、同社の広報担当者は話す。

また、会話の際は生成AIが威力を発揮し、こちらの問いかけに対する答えは長く、感情がこもった、意味のあるものになっているそう。

@ms_xbot First day at CES with Melody, my robot bestie, at the Realbotix booth! We’ve got a list of people to meet and connections to make. Stop by booth 9468 #ces #realbotix #robots #ai #friends #melody #aria #innovation ♬ original sound – Ms. Aria Xbot

旅のお供にもなる

メロディの難点は、座った姿勢しか取れないことだ。ただ、その代わり、簡単に分解し、再び組み立てられるというメリットがある。つまり、容易に持ち運びができる。これは、各地を移動して回っているような（おそらくお金持ちの）高齢男性には都合がいいだろう。ちなみに値段は、1体15万ドル（約2300万円）以上するらしい。

Realbotix社には、すでに開発した旧型のコンパニオンロボット「Aria」もある。そちらの値段は17万5000ドルと報じられている。（了）

出典元：The Sun:Robot friend of the future that you can fold up and pop in a suitcase is revealed – but don’t look behind its face(1/10)
出典元：MailOnline:Sexy robot unveiled at Vegas tech conference is world’s most realistic(1/10)