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先住民に生贄にされかけた男性、自ら棺のガラスを壊して生還【ボリビア】

先住民に生贄にされかけた男性、自ら棺のガラスを壊して生還【ボリビア】
Facebook/Página Siete

南米のボリビアで、生贄にささげられた男性が、自力で生還したとして、複数のメディアが報じている。

 

気が付いたら棺に入っていた

 

その男性とは、ビクトル・ウーゴ・ミカ・アルバレスさん(30)だ。

 

彼は8月5日、ボリビアの町、エル・アルトで行われた母なる大地の祭のオープニング(前夜祭か)で大酒を飲み、気を失ったという。

 

そして気が付くと、50マイル(約80km)離れた町、アチャカチで棺の中に入っていたそうだ。しかもアルバレスさんは、生きたまま埋められていたとも言われている。

 

しかしその後、彼は棺の窓をたたき割り、自ら這い出て生還したそうだ。

 

Facebook/Página Siete

女神へのお供えを行う先住民

 

実は、ボリビアの先住民は8月になると、女神が供え物のために口を開けると信じており、多くの人が生きた動物から羊の胎児、カカオの葉やお菓子まで、何でも捧げるという。

 

また古代の人間の生け贄や捧げ物の儀式は、今でも密かに行われているという話もあるらしい。

 

このためアルバレスさんは、祭りの他の参加者たちが彼を「スル(sullu)」として母なる大地への生け贄にし、生き埋めにしようとしたと考えているそうだ。

 

Facebook/Página Siete

棺桶のガラスが割れて外へ出られた

 

アルバレスさんは、ボリビアのローカルニュース「Página Siete」に対して、次のように語っている。

 

「昨晩は(祭りの)前夜祭で、踊りに行ったんだ。その後、私は覚えていません。覚えているのは、自分がベッドにいると思ったこと、尿意を催したが動けなかったことくらいです。棺桶を押したら、そこにあったガラスが割れて、それで外に出られたんです。彼らは私をスルとして使いたかったのです」

 

その後、アルバレスさんは警察に届け出たのだが、警察官は彼があまりにも酔っているからと、その話を信じなかったという。(了)

 

※今回の内容は、本人の証言でしか確認できないため、今後事実確認がされれば、記事内容が修正される可能性がある。ご了承いただきたい。

 

出典元:MailOnline:Man ‘smashes his way out of a COFFIN after being buried alive “as a sacrifice to mother earth” when he passed out while drinking at a festival’ in Bolivia(8/12)

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