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ベネチアで観光客がゴンドラの上で自撮り、座らなかったため転覆

ベネチアで観光客がゴンドラの上で自撮り、座らなかったため転覆
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イタリアのベネチアで、観光客が乗ったゴンドラが転覆する事態となった。

 

中国人観光客らが水に落ちる

 

その出来事が起きた日時は明らかになっていないが、場所はベネチアのサン・マルコ広場近くの橋とされている。

 

当時、ゴンドラには中国人観光客のグループが乗っており、船頭は橋の下をくぐろうとしていたという。

 

その際、船頭は観光客らに「座る」よう伝えたが、観光客らは自撮りをして立ち続けたため、やがてゴンドラが転覆。多くの観光客が水路に投げ出されたそうだ。

 

この日の気温は氷点下

 

この日、ベネチアでは気温が氷点下にまで下がり、結局ゴンドラの船頭も水の中に落ちてしまったという。

 

しかしその後、観光客らは救助され、やがてフェニーチェ劇場の近くに運ばれ、そこで温まることができたそうだ。

 

2020年、ベネチアのゴンドラ船頭協会は、最近観光客が太りすぎているとして、ゴンドラの定員を削減。

 

「ゴンドラ・ダ・ノーロ」と呼ばれる船では、定員が6人から5人に減り、大きな運河を航行する船「ゴンドラ・ダ・パラダ」の定員も14人から12人に減らされたという。

 

ベネチアのゴンドラ船頭協会の会長、アンドレア・バルビ氏も、「10~15年前と比べて、観光客の体重が少し増えているのは事実です」と語っている。(了)

 

出典元:The Guardian:Venice gondola capsizes after tourists refuse to sit down and stop taking selfies(12/6)

出典元:METRO:Gondola capsized ‘when tourists refused to sit down and stop taking selfies’(12/7)

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