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イエローストーン国立公園で行方不明になったネコ、1200キロ離れた場所で発見

イエローストーン国立公園で行方不明になったネコ、1200キロ離れた場所で発見
X_NBC DFW

アメリカのイエローストーン国立公園で行方が分からなくなったネコが、離れた場所で保護され、家族と再会することができた。

 

国立公園でキャンプ中に行方不明

 

そのネコとは。カリフォルニア州在住のベニー・アングイアーノさんとスザンヌさん夫婦に飼われていた、「Rayne Beau」だ。

 

今年の6月、夫婦は「Rayne Beau」を連れて、イエローストーン国立公園を訪れ、キャンプをしたという。

 

しかしその時、「Rayne Beau」は何かに驚いて、木々の間に逃げ込んでしまい、以来行方が分からなかったそうだ。

 

動物愛護団体から連絡を受ける

 

アングイアーノさん夫婦は、キャンプ中、「Rayne Beau」を探し続け、食べ物やおもちゃを置くなどし、戻ってくることを願っていたが、結局見つからなかったという。

 

アングイアーノさん夫婦は、行方不明の「Rayne Beau」を残して、国立公園を後にしなければならず、以来約60日間も悲しみに暮れていたそうだ。

 

ところが8月初旬、夫婦はイエローストーンから約1287kmも離れた、カリフォルニア州のローズビルで「Rayne Beau」が見つかった、と動物愛護団体から連絡を受けたという。

 

そして夫婦は、最愛のネコと再会を果たしたそうだ。

 

マイクロチップが埋め込まれていた

 

「Rayne Beau」がどのようにして、1200kmの道のりを移動したのか、詳細は分かっていない。

 

しかしある女性が、路上に1匹でいる「Rayne Beau」を発見し、ローズビルの動物虐待防止協会へ連れて行ったという。

 

また「Rayne Beau」には、マイクロチップも埋め込まれていたため、飼い主を追跡することができたそうだ。

 

保護施設にいる猫が、飼い主の元に戻るのは50匹に1匹だけだが、マイクロチップがあれば5匹に2匹近くが家族と再会できると言われている。(了)

 

出典元:The Guardian:Cat lost in Yellowstone travels 800 miles to reunite with owners after two months(9/20)

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