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「ロシアが補償金を支払うべき」マクロン氏のド正論に、トランプ氏はショボン

「ロシアが補償金を支払うべき」マクロン氏のド正論に、トランプ氏はショボン
YouTube/PBS NewsHour

先日、フランスのマクロン大統領がアメリカを訪問したが、トランプ大統領との記者会見での発言が注目を集めている。

 

「ロシアが補償金を支払うべき」

 

マクロン大統領は2月24日、アメリカのトランプ氏と会談し、その後両首脳はウクライナを巡る問題で、記者会見に臨んだ。

 

トランプ氏は以前から、ウクライナが鉱物資源の協定に署名することで、アメリカからの支援金の清算を提案していたが、マクロン大統領は記者会見で、アメリカがウクライナからではなく、ロシアから補償金を受け取るべきだと指摘し、次のように述べた。

 

「私は、最初にウクライナが補償金を受け取るという考えを支持している。何故なら(ロシアによる)攻撃で、多くの市民の命を奪われ、破壊されたからだ。第2に、支援金を支払ったすべての国が、補償金を受け取るべきだ。これはウクライナが補償するのではなく、ロシアが補償すべきだ。何故ならウクライナが攻撃を仕掛けたのではないからだ」

 

この正論を前に、トランプ氏は視線を下に向け、何も反論できずにいた。

 

マクロン大統領がファクト・チェック

 

またマクロン大統領は記者会見で、トランプ氏の発言を捉え、リアルタイムでファクト・チェックを行ったという。

 

トランプ大統領は、ウクライナに支援された3500億ドルのほとんどを、アメリカが支払ったと主張していたが、これに対しマクロン大統領は、実際は支援総額の60%をヨーロッパが払っていると訂正。

 

またトランプ氏が、ウクライナから支援金の60%が、ヨーロッパに返済されていると発言。これに対しても、マクロン大統領は訂正し、「いや、実際には、我々は支援総額の60%を、融資や保証金、補助金として支払った。はっきり言えば、我々は実際に現金でも提供した」と訂正したという。

 

トランプ氏はこの記者会見で、平和維持軍としてヨーロッパの兵隊がウクライナに駐留することを、ロシアが受け入れる可能性があるとも述べたが、その後プーチン大統領はその考えを否定している。(了)

 

出典元:PBS News:WATCH: Macron corrects Trump after he says European support for Ukraine was a loan(2/24)

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