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イスラエル軍、ガザ地区にある学校を砲撃、乳児を含む6人を殺害

イスラエル軍、ガザ地区にある学校を砲撃、乳児を含む6人を殺害
X_Quds News Network

イスラエル軍は停戦中にもかかわらず、ガザ地区に攻撃を加え、パレスチナ人を殺害した。

 

停戦以降、死者数は401人

 

ガザ地区の病院関係者によれば、イスラエル軍は12月19日、北部のガザ市にある学校を砲撃し、避難していたパレスチナ人6人を殺害したという。

 

死亡した人の中には、乳児も含まれており、これにより10月に停戦が発効して以来、合計の死者数は401人になったそうだ。

 

イスラエル軍は停戦ラインを越えて、警告なしに攻撃を加え、パレスチナ人を殺害し、さらに多数を負傷させたという。

 

ガザ市の病院の外には5つの遺体袋が置かれ、数十人が集まり、犠牲者を悼み、白い布に包まれた乳児を抱きしめる男性もいたそうだ。

 

停戦の第2段階への移行の準備

 

和平を調停する国々は現在、停戦の第2段階への移行を推進しようとしている。

 

停戦の第一段階では、「ハマス」とイスラエルの間の敵対行為の停止、そしてイスラエル軍のイエローラインまでの撤退、ガザ地区への人道支援の増強が求められていた。

 

停戦の第二段階では、ガザ地区での恒久的な和平につながることを目指し、イスラエル側は「ハマス」が武器を放棄し、文民暫定政権に権力を明け渡すことを条件としている。

 

一方、国際安定化部隊がガザ地区に展開し、イスラエル軍がガザ地区から完全撤退することになるという。

 

最後の人質の遺体が返還されれば、停戦の第2段階への移行が開始されるが、「ハマス」とイスラエル側との間には、意見の相違があり、それらを埋める必要があると考えられている。

 

カタールのアル・サーニー首相は12月18日、停戦の第2段階への移行がこれ以上遅れれば「プロセス全体が危険にさらされる」と警告した。(了)

 

出典元:The Guardian:Israeli troops kill six Palestinians sheltering in Gaza school, say hospital chiefs(12/20)

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