モルディブの深海洞窟で、ダイビングをしていたイタリア人5人が死亡

インド洋に位置するモルディブで先日、深海洞窟に潜っていたイタリア人5人が死亡した。
海洋科学者や研究員などが死亡
モルディブ国防軍によると、ダイバーたちは5月14日にVaavu環礁の洞窟を探検中、消息を絶ったという。
その後、捜索が進められ、ダイビング・インストラクターの遺体が、水深約61mの洞窟の外で発見されたそうだ。
残りの4人も、同じく深さ約61mの洞窟内におり、すでに死亡していると考えられ、全員がイタリア人で、その中には母と娘も含まれているという。
イタリア国立地球物理学火山学研究所とジェノヴァ大学(UniGe)は、死亡したダイバーが、海洋科学者でUniGeの准教授であるモニカ・モンテファルコーネ氏、彼女の娘でUniGeの生物医学工学専攻の学生であるジョルジア・ソマカル氏、UniGeの研究員であるムリエル・オデニーノ氏であると明らかにした。
また犠牲者の中には、ジェノヴァ大学で海洋生物学と生態学を専攻し、最近卒業した海洋生物学者の、フェデリコ・グアルティエリル氏、そしてダイビングインストラクターのジャンルカ・ベネデッティ氏も含まれていたという。
Five Italian tourists have died during a scuba diving accident in the Maldives.
They were exploring underwater caves in the Vaavu Atoll which are around 50 metres deep.
Only one body has been recovered so far and it’s believed the other four are in the same place.
The cause of… pic.twitter.com/yy722WV9Z6
— Channel 4 News (@Channel4News) May 15, 2026
4人のうち2人の遺体を回収
モルディブ国防軍は、残りの4人の遺体を回収するため捜索を続けているが、5月14日には「非常に危険でリスクの高い作戦」のため、追加のダイバーと特殊装備を現場に派遣したと明らかにした。
しかし15日の捜索は、悪天候のため中断され、16日には再開されたが、その際モルディブ軍のダイバー1名が、犠牲者の捜索活動中に死亡した。
その後も、捜索活動が続けられ、モルディブ政府は5月18日、フィンランドのダイビングチームが洞窟の最奥部で4体の遺体を発見したと発表。そして5月19日には、フィンランドのダイビングチームが深海洞窟の第3区画から2人の遺体を回収したという。
2人の遺体の身元はまだ正式に確認されていないが、モンテファルコーネ氏と、グアルティエリル氏と考えられている。
ダイバーたちは5月20日にも海底洞窟に戻り、残りの2体の遺体を回収する予定とされている。
モルディブ政府によれば、死亡したダイビング・グループは、水中洞窟を探検することを知らされていなかったという。しかもこのグループは、潜水地点の水深、地形、強い潮流のため、「非常に困難な」探検を行っていたそうだ。
このためモルディブ政府とローマ検察は、この事故に関し捜査を開始。モルディブ大統領府のモハメド・フセイン・シャリーフ報道官は5月19日、モルディブ政府による捜査は、この悲劇的な探検の責任者が「適切な予防措置を講じていたか、必要な計画を立てていたか」に焦点を当てると述べた。(了)
出典元:ABC News:5 dead in scuba diving accident in deep underwater cave in the Maldives: Officials(5/15)
出典元:ABC News:Maldives officials say they didn’t know divers in fatal expedition intended to explore cave(5/20)


























