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「これは子供たちに対する戦争だ!」ユニセフがイスラエルを非難

「これは子供たちに対する戦争だ!」ユニセフがイスラエルを非難
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「ハマス」との休戦交渉が決裂し、イスラエル軍がガザ地区へ攻撃を再開してから、パレスチナ人の犠牲者が200人近くに及んでいる。

 

再攻撃後、193人が死亡、650人が負傷

 

ガザ地区の保健当局によれば、12月1日に休戦が終了してから、イスラエル軍の攻撃により、少なくとも193人のパレスチナ人が死亡、650人が負傷したという。

 

また10月7日以来、イスラエルの攻撃により1万5200人以上のパレスチナ人が死亡し、殺害された人の70%は子供と女性だったそうだ。

 

 

ユニセフの広報担当、ジェームズ・エルダー氏は、ガザ地区のハンユニスにある病院からのビデオを通じ、ジュネーブの国連事務所にいる記者団に対し、「休戦(終了)のわずか数秒後に空爆が始まった。病院の近くで、空爆が行われた。これは子供たちに対する戦争だ」と述べ、イスラエルを激しく非難した。

 

「モサド」の交渉チームが帰国

 

フランスのマクロン大統領も12月1日、ドバイで開催された気候変動サミット「COP28」の記者会見で、ガザ地区での「永続的な停戦」を実現し、人質全員を解放するための努力をさらに加速させる必要があると語ったという。

 

またガザ地区でのイスラエル軍による暴力行為の再開を「非常に懸念している」とし、「停戦に先立つ、新たな休戦協定を支援するためにカタールに向かっている」と述べた。

 

ただ新たな休戦についての見通しは立っておらず、イスラエルの諜報機関「モサド」の交渉チームは、カタールからの帰国を命じられたそうだ。

 

「タイムズ・オブ・イスラエル」紙によれば、新たな休戦協定の交渉が行き詰まり、ネタニヤフ首相の指示に従い、「モサド」のデービッド・バルネア長官が、カタール・ドーハにいる交渉チームに帰国を命じたという。

 

また、そもそも休戦を終了させた理由として、イスラエル側は「ハマスが、提供されたリストに載っていた女性と子ども全員の解放を含む、合意に基づく義務を履行しなかった」と主張しているが、「ハマス」側はそれに反発している。

 

「パレスチナ人の強制移住を許可しない」

 

アメリカのカマラ・ハリス副大統領は12月1日に声明を発表し、「いかなる状況でも、アメリカはパレスチナ人の強制移住を許可しない」と述べたという。

 

またハリス副大統領は、いかなる状況においてもアメリカはガザ地区やヨルダン川西岸地区からのパレスチナ人の強制移住、ガザ包囲、ガザ国境の引き直しを許可しないと繰り返したそうだ。

 

さらに今回の紛争後について、ガザ地区での復興、安全保障、ガバナンスに関する取り組みは、パレスチナ自治政府が主導する独自の国家に向けたパレスチナ人民の明確な政治的地平の中で推進され、国際社会や地域諸国からの多大な支援がある場合にのみ、成功する可能性があると強調したという。(了)

 

出典元:The Guardian:Israel-Hamas war live: Israeli attacks on Gaza continue as further truce talks ‘reach dead end’; Unicef condemns ‘ongoing war on children’(12/2)

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