セルビアの国民がテレビ局に押し寄せ、これまでの偏向報道を批判

政権交代が行われる予定のセルビアで、国民がテレビ局に押し寄せ、政府寄りの偏向報道を批判した。
多くのメディアが偏向報道
セルビアでは10月25日、総選挙が行われ、学生主導の党「学生リスト」が得票率52.8%を獲得し、250議席の議会で約140議席を確保、単独政権を樹立できる見込みとなった。
アレクサンダル・ブチッチ大統領が敗北を認めた後、首都のベオグラード各地では数千人が集まり、夜明けまで祝賀ムードに包まれていたという。
しかし長年のブチッチ政権の元では、多くのメディアが政府寄りの偏向報道を行っており、選挙後には国民がテレビ局に押し寄せ、編集長に詰め寄ったそうだ。その様子がこちら。
Serbians stormed a TV studio and confronted its editor-in-chief after a student-led protest movement swept into power during national elections.
A regional public broadcaster also apologised for years of one-sided reporting, raising hopes for a new era in the country’s media. https://t.co/HnIB3nYflF
— Al Jazeera English (@AJEnglish) October 29, 2026
国営放送局まで「見て見ぬふり」
学生らはこの2年間、政府に対して抗議活動を行ってきたが、セルビア国営放送(RTS)はデモ参加者を意図的に無視し、繰り返し中傷してきたという。
そのため選挙後、学生たちは声明で「RTSの局長、副局長、報道担当編集長、そしてすべてのニュース編集者の辞任を要求する」と発表した。
またセルビア北部、Vojvodina州にある別の国営メディアの編集長も、選挙後に辞任を発表。ニュースの司会者も10月26日、生放送で「公共放送は、長年にわたりその役割を果たしてこなかった。見て見ぬふりをし、沈黙を守ってきた」と謝罪した。
市民団体やメディア協会は、ブチッチ氏支持の民間放送局である「インフォーマーTV」の放送免許を取り消すよう規制当局に要請。放送規則違反を、繰り返していると主張した。
「インフォーマーTV」は、野党に対し辛辣な攻撃を行っており、26日の夜には、数十人がこのテレビ局の社屋に押し入り、放送を妨害したという。(了)
出典元:France24:Serbia’s students demand state media chiefs resign after poll win(10/27)


























