「パキケファロサウルス」のほぼ完全な頭蓋骨、米博物館で展示

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アメリカの博物館で、ある恐竜の頭蓋骨の化石が展示されることになった。
草食恐竜の「パキケファロサウルス」
その恐竜とは、約6700年前の白亜紀に生息していた草食恐竜の「パキケファロサウルス(Pachycephalosaurus)」だ。
この恐竜は二足歩行とされ、ドーム型の頭を持つのが特徴だが、これまで化石はあまり発見されていなかったという。
しかし、2024年にサウスダコタ州のヘルクリーク層でほぼ完全な頭蓋骨が発見され、今回、ワシントンD.C.にあるスミソニアン国立自然史博物館で、12月22日から公開されることになった。下は動画になる。
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ほぼ完全な状態の頭蓋骨
国立自然史博物館の地質学者であるマシュー・カラーノ氏によれば、この頭蓋骨の化石はほぼ完全な状態で、今まで見たことのない多くの骨が、元の位置で繋がったまま残っているという。
しかも化石は美しく、科学的な観点から見ても非常に有益な情報がもたらされたそうだ。
カラーノ氏はインスタグラムに投稿した動画の中で、「このような化石は、恐らく世界に3体ほどしかない」と述べている。
「パキケファロサウルス」の名前は、ギリシャ語で「頭の厚いトカゲ」を意味するという。
そして特徴的な頭頂部は6~9インチ(約15~23cm)の固い骨で覆われていた可能性があり、この個体はまだ完全に成長しておらず、体高は15~20フィート(約4.5~6メートル)ほどだったと考えられている。(了)
出典元:ABC News:Rare near-complete dinosaur skull to go on display at National Museum of Natural History(12/18)


























