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自宅を火事に見せかけたハロウィンの演出、リアルすぎて消防車が出動【アメリカ】

自宅を火事に見せかけたハロウィンの演出、リアルすぎて消防車が出動【アメリカ】
Facebook/Glens Falls Firefighters IAFF Local 2230

アメリカ·ニューヨーク州の家が、あまりに見事なハロウィンの演出をしたため、付近の住人は火事と信じて疑わず、消防に通報。到着した消防士たちも、最初は火事だと思ったらしい。

 

ハロウィンの飾り付けが燃えている

 

今月始め、ニューヨーク州グレンフォールズ市の消防署に通報があり、消防隊が現場に急行した。その家を見た消防士たちは、室内で「ハロウィンの飾り付けが燃えている」と思ったそうだ。

 

家の玄関には、ジャック·オー·ランタンや、帽子を被った不気味な人形にライトが点っていたという。そして、前庭に面した3つの窓の全てから、室内で激しく燃える炎が見えていた。実は、この炎が作り物だったと後で分かる。

 

グレンフォールズ消防署は、家主の許可を得て家の様子を撮影。動画をフェイスブックに投稿した。投稿文にはこう書かれている。

 

今夜、事実と確認された火災の通報があったため、隊員がスタンフォード·ストリート地区に出動した。驚いたことに、それは素晴らしいハロウィンのディスプレイだった。動画投稿を許可してくれた寛容な家主さんに感謝。この家では、今月末まで金·土曜日にいつも火災のディスプレイをしているので、誰でも見て楽しめる。

Facebook/Glens Falls Firefighters IAFF Local 2230

どうやって作った?

 

消防士を騙すほどリアルな火災を、どうやって演出したのか? 家主は全てのタネ明かしはしていないが、「LEDライト2つと、箱型扇風機1つ、銀色のシート1枚」を使ったと言っている。リアルさを増すために、パーティーなどで使う煙霧機で煙を発生させたそうだ。

 

フェイスブックの動画を見たある人は、「こういう演出をする時は、近所の人が通報するのを見越して、あらかじめ消防署に連絡しておいたほうがいいようだ」とコメントする。

 

だが、「たまたまその時本当に火事になって、消防署が来てくれなかったら悲しいことになる」と反対する意見もある。(了)

 

出典元:Fox News:New York house ‘fire’ turns out to be ‘amazing’ and ‘realistic’ Halloween display: fire department(10/4)

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