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英の海岸で旧ドイツ軍が使用した巨大な機雷を発見、海上で爆破処理される

英の海岸で旧ドイツ軍が使用した巨大な機雷を発見、海上で爆破処理される
Twitter/HMNB Portsmouth

イギリスの海岸に、第2次世界大戦で使われた旧ドイツ軍の機雷が打ち上げられているのが発見された。

 

長さは1.8m、重さは1000kg

 

その機雷が見つかったのは5月19日、場所はイングランドの西サセックスにある、Elmerビーチとされている。

 

その機雷はナチス・ドイツが大戦中に製造した機雷の中でも最も大きなものの1つで、長さは1.8m、重さは1000kgもあったという。

 

 

発見された場所は住宅街の近くだったため、住民らに警告が発せられ、1マイル(約1.6km)に渡って海域や空域に立入禁止ゾーンが設置されたそうだ。

 

その後、海事沿岸警備庁は、機雷が海軍の不発弾処理チームによって海上で爆破処理されたと報告している。

 

海を歩いている時に偶然、発見

 

発見したPaul Austinさんによれば、彼は当時友人とともに一緒に海辺を歩いていたという。

 

やがて浜に打ち上げられたドラム缶のような物体を発見。それは先端がコーンのように尖っており、フィンまたはプロペラのようなものがついていたそうだ。

 

Austinさんはその時、冗談で友人に「石でも投げてみよう」といったが、すぐにそれが爆弾か魚雷かもしれないと考えたとか。

 

その後、警察に連絡したが、機雷は付近の家の玄関から500ヤード(約457m)しか離れていなかったという。

 

今でもこのような昔の機雷が海に浮かんでいると考えると恐ろしいが、無事に爆破処理されて何よりだ。(了)

 

 

出典元:The Guardian:German second world war sea mine destroyed in West Sussex(5/20)

出典元:BBC:WW2 German sea mine washes up near Bognor Regis(5/20)

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